サービス要求とは?
サービス要求とは、利用者からの、障害ではない定型的な依頼。情報提供、助言、標準的な変更の実施、アクセス権の付与などが該当する。あらかじめ手順・所要時間・承認者を定めておける点が特徴。
基本情報技術者試験の過去問では5回出題されています(2016年度〜2023年度)。
さーびすようきゅう
サービス要求の意味
利用者からの、障害ではない定型的な依頼。情報提供、助言、標準的な変更の実施、アクセス権の付与などが該当する。あらかじめ手順・所要時間・承認者を定めておける点が特徴。
サービス要求の具体例
パスワードの初期化依頼、新入社員のアカウント発行、標準ソフトウェアの追加インストール依頼。
サービス要求は試験でどう引っ掛けられる?
サービス要求はインシデントではない(サービスが中断していない)。両者を同じ窓口で受け付けても、記録上は区別して分類・集計する。
サービス要求と関連する用語
サービス要求が出た過去問
ITサービスマネジメントの活動のうち,インシデント及びサービス要求管理として行うものはどれか。
正解:利用者からの障害報告を受けて,既知の誤りに該当するかどうかを照合する。
要点:インシデント管理は既知の誤りと照合し早期復旧を図る
インシデント及びサービス要求管理は、利用者から報告された障害や依頼を受け付け、サービスをできるだけ早く復旧させることを目的とします。報告内容を既知の誤り(既知のエラー)と照合し、記録済みの回避策があればすぐ適用するのは、この活動の典型です。原因の根本追究は問題管理、しきい値監視は容量管理、変更の影響調査は変更管理の役割です。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問57(IPA)Web環境での動的処理を実現するプログラムであって,Webサーバ上だけで動作するものはどれか。
正解:Javaサーブレット
要点:サーブレットはサーバ側実行、アプレットやJSはクライアント側
サーバ側で動くかクライアント側で動くかを問う問題。サーブレットはWebサーバ(アプリケーションサーバ)上で実行され、リクエストを受けて動的にHTMLなどを生成して返す仕組みである。他の3つはいずれもブラウザ側で実行されるため、サーバ上だけで動作するという条件に合わない。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問8(IPA)クライアントとWebサーバの間において,クライアントからWebサーバに送信されたデータを検査して,SQLインジェクションなどの攻撃を遮断するためのものはどれか。
正解:WAF
要点:WAFはHTTPの中身を検査してWeb攻撃を遮断する
WAF(Web Application Firewall)は、HTTPの通信内容そのものを検査し、攻撃に典型的なパターンを含むリクエストを遮断する。パケットヘッダしか見ない従来型ファイアウォールでは防げない、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングへの対策として位置付けられる。アプリケーション改修が難しい場合の緩和策としても使われる。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問43(IPA)Webシステムにおいて,Webサーバとアプリケーション(AP)サーバを異なる物理サーバに配置する場合のメリットとして,適切なものはどれか。
正解:負荷が軽い静的コンテンツへのリクエストはWebサーバで処理し,負荷が重い動的コンテンツへのリクエストはAPサーバで処理するように,クライアントからのリクエストの種類に応じて処理を分担できる。
要点:Webは静的、APは動的と分担して負荷特性ごとに最適化する
Webサーバは静的コンテンツの配信、APサーバは業務ロジックの実行という役割分担ができる。物理的に分けることで負荷の性質に応じて資源を割り当てられ、片方だけを増強するスケールアウトもしやすくなる。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問13(IPA)図のような構成と通信サービスのシステムにおいて,Webアプリケーションの脆弱性対策のためのWAFの設置場所として,最も適切な箇所はどこか。ここで,WAFには通信…
正解:c
要点:WAFは復号後の平文HTTP区間に置かないと検査できない
WAFはHTTPの中身(リクエストのパラメタなど)を検査してWebアプリケーションへの攻撃を防ぐ装置である。本問のWAFは暗号化・復号の機能をもたないため、HTTPSで暗号化されたままの区間に置いても中身を検査できない。SSLアクセラレータで復号された後、Webサーバの手前にあたる平文HTTPの区間に設置するのが適切である。
出典:令和5年度 (公開問題) 基本情報技術者試験 kamokuA 問10(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。