ベイズの定理とは?
ベイズの定理とは、条件付き確率の向きを入れ替える公式で、P(A|B)=P(B|A)×P(A)/P(B)。原因から結果への確率が分かっているとき、観測された結果から原因の確率を逆算できる。迷惑メールフィルタや故障診断、機械学習の分類器の理論的な土台として使われる。
基本情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
べいずのていり
ベイズの定理の意味
条件付き確率の向きを入れ替える公式で、P(A|B)=P(B|A)×P(A)/P(B)。原因から結果への確率が分かっているとき、観測された結果から原因の確率を逆算できる。迷惑メールフィルタや故障診断、機械学習の分類器の理論的な土台として使われる。
ベイズの定理の具体例
発生率1%の不具合を、不具合品を95%検出し正常品も5%誤検出する検査にかけたとする。検査で陽性だった製品が本当に不具合である確率は、0.01×0.95÷(0.01×0.95+0.99×0.05)=約16%にしかならない。
ベイズの定理は試験でどう引っ掛けられる?
検出率95%だから陽性なら95%不具合、と考えるのが典型的な誤り。元の発生率(事前確率)が低いと、陽性でも本物である確率は大きく下がる。分母に「正常なのに陽性」の分を足し忘れないこと。
ベイズの定理と関連する用語
ベイズの定理が出た過去問
ある工場では,同じ製品を独立した二つのラインA,Bで製造している。ラインAでは製品全体の60%を製造し,ラインBでは40%を製造している。ラインAで製造された製…
正解:75
要点:条件付き確率は該当分÷全体分。原因別に掛けて比を取る
条件付き確率(ベイズの定理)の問題。全体を1とすると、Aから出る不良品は0.6×0.02=0.012、Bから出る不良品は0.4×0.01=0.004で、不良品全体は0.016。不良品であるという条件のもとでAの製品である確率は0.012÷0.016=0.75となる。製造比率だけでなく不良率も掛け合わせてから比を取る点がポイント。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問2(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。