業務要件・機能要件・非機能要件とは?
業務要件・機能要件・非機能要件とは、業務要件はシステムが支援すべき業務の内容・流れ、機能要件はシステムが備えるべき具体的な機能、非機能要件は性能・可用性・セキュリティなど機能以外に求められる品質水準を指す。
基本情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2019年度)。
ぎょうむようけん・きのうようけん・ひきのうようけん
業務要件・機能要件・非機能要件の意味
業務要件はシステムが支援すべき業務の内容・流れ、機能要件はシステムが備えるべき具体的な機能、非機能要件は性能・可用性・セキュリティなど機能以外に求められる品質水準を指す。
業務要件・機能要件・非機能要件の具体例
「受注から出荷までを一気通貫で処理する」が業務要件、「受注データを自動でCSV出力する」が機能要件、「同時アクセス1,000件でも3秒以内に応答する」が非機能要件にあたる。非機能要件の定義では、性能・信頼性・セキュリティ・拡張性などの項目ごとに具体的な数値目標を定める作業を行う。
業務要件・機能要件・非機能要件は試験でどう引っ掛けられる?
応答速度・可用性・セキュリティ強度などの品質面の要求を、機能要件と取り違えないよう注意する。
業務要件・機能要件・非機能要件と関連する用語
業務要件・機能要件・非機能要件が出た過去問
非機能要件の定義で行う作業はどれか。
正解:システム開発で用いるプログラム言語に合わせた開発基準,標準の技術要件を作成する。
要点:非機能要件は品質・制約・技術基準を定める
非機能要件は、システムが何をするか(機能)ではなく、どの程度の品質や制約で実現するかを定める要件です。性能・可用性・セキュリティ・運用保守性のほか、採用する言語に合わせた開発基準や標準といった技術要件も含まれます。データの流れや機能範囲、他システムとのインタフェース定義は機能要件側の作業です。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問65(IPA)非機能要件の定義で行う作業はどれか。
正解:システム開発で用いるプログラム言語に合わせた開発基準、標準の技術要件を作成する。
要点:非機能要件は品質・制約・技術標準など機能以外の要求
非機能要件とは、システムが何をするかではなく、どのような品質・条件で動くかを定めるものである。性能、可用性、セキュリティ、運用・保守のしやすさに加え、開発時に守るべき技術標準や開発基準の策定も非機能要件の定義に含まれる。機能の範囲やデータの流れ、他システムとのインタフェースを決める作業は機能要件側の活動である。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問65(IPA)非機能要件項目はどれか。
正解:システム基盤に関わる可用性、性能、拡張性、運用性、保守性、移行性などの項目
要点:非機能要件は可用性・性能・運用性など品質と条件の要求
非機能要件は、システムが提供する機能そのものではなく、どのような品質・性能・運用条件で動くべきかを定めるものである。可用性、性能、拡張性、運用性、保守性、移行性、セキュリティなどが代表的な項目である。業務の手順や組織、システムの機能範囲、経営上のニーズは、いずれも機能要件や業務要件・経営要件の側に属する。
出典:令和1年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問66(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。