概念データモデルとは?
概念データモデルとは、特定のDBMSや実装方式に依存せず、対象世界に存在する実体・関連・属性の構造を抽象的に表したモデル。E-R図やUMLクラス図で表現される。
基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2022年度)。
がいねんデータモデル
概念データモデルの意味
特定のDBMSや実装方式に依存せず、対象世界に存在する実体・関連・属性の構造を抽象的に表したモデル。E-R図やUMLクラス図で表現される。
概念データモデルの具体例
「受注は複数の受注明細をもち、受注明細は1つの商品を指す」という関係を、表定義や列の型を決める前に整理する。
概念データモデルは試験でどう引っ掛けられる?
「実装に依存しない」のが概念データモデルの決め手。表・列・索引といった実装要素が入った時点で論理/物理データモデルの領域になる。
概念データモデルと関連する用語
概念データモデルが出た過去問
UMLを用いて表した図の概念データモデルの解釈として、適切なものはどれか。
正解:従業員は、同時に複数の部署に所属してもよい。
要点:UMLの多重度は「相手側の端の数字」を自分から見た個数として読む
UMLの関連では、相手側の端に書かれた多重度が「1つのインスタンスが相手をいくつ持つか」を表す。この図では従業員から見た部署の数が1以上(1..*)なので、1人の従業員が複数の部署に所属することが許され、逆に所属先ゼロの従業員は存在できない。また部署から見た従業員の数は0以上(0..*)なので、所属者がいない部署は存在してよい。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問25(IPA)UMLを用いて表した図の概念データモデルの解釈として、適切なものはどれか。
正解:従業員は、同時に複数の部署に所属してもよい。
要点:多重度は相手側の1インスタンスから見た対応数を表す
関連の多重度は、線の反対側にある一つのインスタンスから見て、こちら側がいくつ対応するかを表す。部署側が1以上多数となっているので、従業員1人は少なくとも一つ、場合によっては複数の部署に所属する。一方、従業員側が0以上多数なので、従業員が1人もいない部署は存在してよい。
出典:令和4年度 s 基本情報技術者試験 kamokuA 問22(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。