順序回路(フリップフロップ・カウンタ)とは?
順序回路(フリップフロップ・カウンタ)とは、出力が現在の入力だけでなく過去の状態にも依存する回路。1ビットを保持する基本素子がフリップフロップで、これを連ねてクロックを数えるカウンタやビットをずらすシフトレジスタを構成する。状態遷移図・状態遷移表で挙動を読み取らせる出題が定番である。
基本情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2022年度)。
じゅんじょかいろ
順序回路(フリップフロップ・カウンタ)の意味
出力が現在の入力だけでなく過去の状態にも依存する回路。1ビットを保持する基本素子がフリップフロップで、これを連ねてクロックを数えるカウンタやビットをずらすシフトレジスタを構成する。状態遷移図・状態遷移表で挙動を読み取らせる出題が定番である。
順序回路(フリップフロップ・カウンタ)の具体例
フリップフロップを4個直列につなぐと0から15まで数える4ビットカウンタになり、クロック分周やタイマの基礎になる。シフトレジスタはパラレルとシリアルの相互変換に使われ、シリアル伝送の送受信部で実際に用いられる。
順序回路(フリップフロップ・カウンタ)は試験でどう引っ掛けられる?
組合せ回路との違いは「記憶を持つか」であり、素子の種類ではない。またD型・JK型など種類ごとの真理値表を混同しやすい。カウンタの段数と数えられる最大値は2のn乗−1であり、nと取り違えない。
順序回路(フリップフロップ・カウンタ)と関連する用語
順序回路(フリップフロップ・カウンタ)が出た過去問
メモリセルにフリップフロップ回路を利用したものはどれか。
正解:SRAM
要点:SRAMはフリップフロップ式でリフレッシュ不要。DRAMはコンデンサ式
SRAMは1ビットを複数のトランジスタで構成したフリップフロップ回路で保持するため、電源が供給されている間はリフレッシュ動作が不要で高速に読み書きできる。その分ビットあたりの回路規模が大きく、大容量化やコスト面では不利で、主にキャッシュメモリに使われる。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問22(IPA)割込み処理の終了後に,割込みによって中断された処理を割り込まれた場所から再開するために,割込み発生時にプロセッサが保存するものはどれか。
正解:プログラムカウンタ
要点:割込みでは再開位置を示すプログラムカウンタを退避する
中断した場所から再開するには、次に実行すべき命令の番地を覚えておく必要がある。その番地を保持しているのがプログラムカウンタで、割込み発生時に退避され、復帰時に元へ戻される。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問10(IPA)メモリセルにフリップフロップ回路を利用したものはどれか。
正解:SRAM
要点:SRAMはフリップフロップで記憶しリフレッシュ不要
SRAMは1ビットを複数のトランジスタで構成したフリップフロップ回路で保持する。電源が供給されている限り状態が保たれるためリフレッシュ動作が不要で、高速だが1ビットあたりの回路規模が大きく高価になる。この特性からキャッシュメモリなど容量より速度が求められる用途に使われる。
出典:令和1年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問21(IPA)次のプログラム中の に入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。ここで、配列の要素番号は1から始まる。 関数simRatioは、引数として与えられた要素数1以上の…
正解:s1[i] = s2[i]
要点:一致率は同じ添字どうしの等号で数える
この関数は、同じ要素番号どうしの文字が一致した組の個数を数え、要素数で割って一致率を返します。したがって数え上げる条件は、同じ添字iで両配列の要素が等しいこと、すなわち s1[i] = s2[i] です。カウンタcntを添字に使うと比較位置がずれ、不一致条件にすると値が反転してしまいます。
出典:令和4年度 s 基本情報技術者試験 kamokuB 問12(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。