SRAMとは?
SRAMとは、フリップフロップ回路で1ビットを保持する揮発性メモリ。電源が入っている限り内容が保たれるためリフレッシュが不要で、高速に読み書きできる。1ビットあたりの回路が大きく高価なので、キャッシュメモリなど小容量の用途に使われる。
基本情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2019年度)。
えすらむ
SRAMの意味
フリップフロップ回路で1ビットを保持する揮発性メモリ。電源が入っている限り内容が保たれるためリフレッシュが不要で、高速に読み書きできる。1ビットあたりの回路が大きく高価なので、キャッシュメモリなど小容量の用途に使われる。
SRAMの具体例
CPU内蔵の1次・2次キャッシュはSRAM。1ビットに6個程度のトランジスタを使うため集積度が上がらず、主記憶を全部SRAMにすると容量あたりの価格がDRAMの何倍にもなってしまう。
SRAMは試験でどう引っ掛けられる?
「Static だから不揮発」は誤り。SRAMも電源を切れば内容は消える。不揮発なのはROMやフラッシュメモリで、Static はリフレッシュ不要という意味にすぎない。
SRAMと関連する用語
SRAMが出た過去問
メモリセルにフリップフロップ回路を利用したものはどれか。
正解:SRAM
要点:SRAMはフリップフロップ式でリフレッシュ不要。DRAMはコンデンサ式
SRAMは1ビットを複数のトランジスタで構成したフリップフロップ回路で保持するため、電源が供給されている間はリフレッシュ動作が不要で高速に読み書きできる。その分ビットあたりの回路規模が大きく、大容量化やコスト面では不利で、主にキャッシュメモリに使われる。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問22(IPA)コンデンサに蓄えた電荷の有無で情報を記憶するメモリはどれか。
正解:SDRAM
要点:DRAM(SDRAM)はコンデンサの電荷で記憶しリフレッシュが必要
DRAM系のメモリはコンデンサ(キャパシタ)に電荷を溜めるかどうかで1ビットを表す。SDRAMはクロックに同期して動作するDRAMなので、記憶原理はコンデンサの電荷である。電荷は自然に抜けるため、定期的なリフレッシュが必要になる点がSRAMとの大きな違いである。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問21(IPA)メモリセルにフリップフロップ回路を利用したものはどれか。
正解:SRAM
要点:SRAMはフリップフロップで記憶しリフレッシュ不要
SRAMは1ビットを複数のトランジスタで構成したフリップフロップ回路で保持する。電源が供給されている限り状態が保たれるためリフレッシュ動作が不要で、高速だが1ビットあたりの回路規模が大きく高価になる。この特性からキャッシュメモリなど容量より速度が求められる用途に使われる。
出典:令和1年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問21(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。