VPNとは?
VPNとは、公衆網であるインターネット上に暗号化されたトンネルを作り、専用線のように安全に通信する技術です。拠点間を結ぶサイト間VPNと、在宅端末が社内へつなぐリモートアクセスVPNがあります。低コストで安全な広域接続を実現する手段としてFEに頻出です。
基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2022年度)。
ぶいぴーえぬ
VPNの意味
公衆網であるインターネット上に暗号化されたトンネルを作り、専用線のように安全に通信する技術です。拠点間を結ぶサイト間VPNと、在宅端末が社内へつなぐリモートアクセスVPNがあります。低コストで安全な広域接続を実現する手段としてFEに頻出です。
VPNの具体例
自宅PCからVPNクライアントで社内ゲートウェイに接続すると、通信が暗号化されたうえ社内アドレスが割り当てられ、ファイルサーバへ社内同様にアクセスできます。実装にはIPsec-VPNやTLSを使うSSL-VPNが用いられます。
VPNは試験でどう引っ掛けられる?
「専用線と同じく物理的に他人と分離される」わけではなく、共有回線上を暗号化で論理的に分離しているだけです。またVPNは経路を守るだけで、接続元端末のマルウェア感染は防げません。
VPNと関連する用語
VPNが出た過去問
OSI基本参照モデルのネットワーク層で動作し、"認証ヘッダ(AH)"と"暗号ペイロード(ESP)"の二つのプロトコルを含むものはどれか。
正解:IPsec
要点:IPsecはネットワーク層でAHとESPにより通信を保護する
IPsecはIP層すなわちネットワーク層で通信を保護するプロトコル群である。完全性と送信元の認証を担うAHと、暗号化に加え認証も行えるESPの二つを含み、鍵交換にはIKEを用いる。上位のアプリケーションを変更せずに保護できるため、VPNの構築に広く使われる。
出典:令和1年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問43(IPA)A社はIT開発を行っている従業員1,000名の企業である。総務部50名、営業部50名で、ほかは開発部に所属している。開発部員の9割は客先に常駐している。現在、A…
正解:(一), (五)
要点:BYODのVPN許可は接続増と私物端末経由の拡散が主リスク
個人所有PCからのVPN接続を許可すると、これまで接続していなかった客先常駐開発部員の分だけ接続数が増え、回線やVPNサーバの負荷が上がって可用性が損なわれるおそれがあります(一)。また会社が管理していない私物PCが社内ネットワークにつながるため、マルウェアに感染した端末経由で社内へ拡散するリスクが新たに生じます(五)。A社PCの紛失は貸与していない部員には当てはまらず、総務部員の個人所有PC接続は今回の許可対象外です。
出典:令和4年度 s 基本情報技術者試験 kamokuB 問18(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。