アクティビティ図とは?
アクティビティ図とは、UMLの図の一つ。処理や業務の流れ(一連の活動と、その分岐・並行処理)を表す図。フローチャートに近いが、複数オブジェクトにまたがる処理の並行性も表現できる。
ITパスポートの過去問では4回出題されています(2009年度〜2022年度)。
あくてぃびてぃず
アクティビティ図の意味
UMLの図の一つ。処理や業務の流れ(一連の活動と、その分岐・並行処理)を表す図。フローチャートに近いが、複数オブジェクトにまたがる処理の並行性も表現できる。
アクティビティ図の具体例
「注文受付」から「在庫確認」「出荷」に至る一連の業務処理の流れと、在庫の有無で処理が分岐する様子を図示する。
アクティビティ図は試験でどう引っ掛けられる?
フローチャートに似るが、並行処理の分岐・合流やスイムレーンによる担当分けを表せる点が違う。節点は「活動=処理」であり、節点が「状態」の状態遷移図と混同しない。UMLの図である点も押さえる。
アクティビティ図と関連する用語
アクティビティ図が出た過去問
業務プロセスのモデルを説明したものはどれか。
正解:システム化の対象となるビジネスの活動やデータの流れを明示したもの
要点:業務プロセスモデルは業務の活動とデータの流れを可視化した図
業務プロセスのモデルとは、対象となる業務の活動(誰が何をするか)とデータの流れを図などで整理し、現状や目指す姿を可視化したものである。DFDやアクティビティ図がその代表で、システム化の前に業務そのものを理解・分析する目的で作られる。プログラム仕様、提案依頼の条件、運用体制の記述はいずれも別の成果物である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問11(IPA)業務の流れを、図式的に記述することができるものはどれか。
正解:UML
要点:業務の流れの図示にはUMLのアクティビティ図
UMLは、オブジェクト指向の分析・設計で用いる統一モデリング言語で、複数の図法をもつ。中でもアクティビティ図は処理の順序や分岐、並行動作を表現でき、業務の流れを図式的に記述できる。データの関連を表すE-R図や、発想整理の技法とは目的が異なる。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問29(IPA)業務プロセスを,例示するUMLのアクティビティ図を使ってモデリングしたとき,表現できるものはどれか。
正解:業務で必要となる人の役割
要点:アクティビティ図のスイムレーンは処理の担当役割を表す
アクティビティ図では、処理の流れを分岐や合流を含めて表し、さらにスイムレーン(パーティション)で区切ることで、それぞれの処理を誰が担当するかを示せます。図が縦方向にXとYで分割されているのは担当者や組織の役割を表現するためで、コストや所要時間、品質指標といった数値属性はこの図の表現対象ではありません。
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問15(IPA)a~dのうち,業務プロセスの改善に当たり,業務プロセスを表記するために用いられる図表だけを全て挙げたものはどれか。 a DFD b アクティビティ図 c パレー…
正解:a, b
要点:業務の流れを表すのはDFDとアクティビティ図
DFDはデータの流れと処理・データストアの関係を表す図、アクティビティ図は処理の順序や分岐、担当者を表す図で、どちらも業務の流れそのものを表記できます。残る二つは業務プロセスではなく数値データを分析・比較するためのグラフです。
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問25(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。