キャリアアグリゲーションとは?
キャリアアグリゲーションとは、複数の搬送波(キャリア)を同時に束ねて1つの通信に使い、実効的な帯域幅を広げて伝送速度を高める移動体通信の技術。連続していない周波数帯や異なるバンドの搬送波も組み合わせられるため、断片的に割り当てられた周波数資源を無駄なく使える。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2018年度〜2026年度)。
きゃりああぐりげーしょん
キャリアアグリゲーションの意味
複数の搬送波(キャリア)を同時に束ねて1つの通信に使い、実効的な帯域幅を広げて伝送速度を高める移動体通信の技術。連続していない周波数帯や異なるバンドの搬送波も組み合わせられるため、断片的に割り当てられた周波数資源を無駄なく使える。
キャリアアグリゲーションの具体例
20MHz幅の搬送波を3波束ねれば実質60MHz幅として扱え、単純にはピーク速度が約3倍になる。低い周波数帯を安定した制御用(プライマリセル)、高い周波数帯を速度稼ぎ用(セカンダリセル)に割り当てるなど、到達距離と速度の性質差を組み合わせた設計が行われる。
キャリアアグリゲーションは試験でどう引っ掛けられる?
無線LANのチャネルボンディングと似るが、キャリアアグリゲーションは離れたバンドどうしも束ねられ、束ねる本数を通信中に動的に増減できる点が異なる。また束ねても1台あたりの速度が上がるだけで、セル全体の収容能力が帯域以上に増えるわけではない。
キャリアアグリゲーションと関連する用語
キャリアアグリゲーションが出た過去問
複数の異なる周波数帯の電波を束ねることによって,無線通信の高速化や安定化を図る手法はどれか。
正解:キャリアアグリゲーション
要点:キャリアアグリゲーションは複数周波数帯を束ねて高速化
携帯電話の通信では、複数の周波数帯を同時に使って束ねることで、実質的な帯域を広げて通信速度を高め、電波状況の変化にも強くする手法が使われている。この束ねる技術が問われている。他は光ファイバを住宅まで引く接続形態、自前の設備を持たない移動通信事業者、通信中の基地局切替えを指す語である。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問99(IPA)キャリアアグリゲーションの説明として、適切なものはどれか。
正解:複数の異なる周波数の電波を束ねることによって、無線通信を高速化する技術
要点:キャリアアグリゲーションは複数周波数を束ねて帯域を広げる
キャリアアグリゲーションは、携帯電話網で複数の搬送波(キャリア)すなわち異なる周波数帯の電波を同時に使い、束ねて一つの通信路のように扱う技術である。使える帯域幅が増えるため通信速度が向上する。LTE以降の高速化を支える中心的な仕組みである。
出典:令和8年度 秋期 ITパスポート試験 問64(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。