無線LANとは?
無線LANとは、ケーブルを使わず、電波でネットワークに接続する技術。アクセスポイントを中心に、周辺の機器が無線で通信する。ネットワークを識別する名前(SSID)と暗号化のためのパスワードで接続先を区別・保護する。
ITパスポートの過去問では42回出題されています(2010年度〜2026年度)。
むせんらん
無線LANの意味
ケーブルを使わず、電波でネットワークに接続する技術。アクセスポイントを中心に、周辺の機器が無線で通信する。ネットワークを識別する名前(SSID)と暗号化のためのパスワードで接続先を区別・保護する。
無線LANの具体例
カフェの「Wi-Fiあり」の表示は、店内に設置されたアクセスポイントに無線接続できることを示す。SSIDを選んでパスワードを入力すると接続できる。
無線LANは試験でどう引っ掛けられる?
SSIDはネットワークの名前であって暗号化の仕組みではない。SSIDを隠しても通信内容は守られず、守るのはWPA2・WPA3などの暗号化方式。暗号化されていない公衆Wi-Fiでの盗聴リスクとセットで問われる。
無線LANと関連する用語
無線LANが出た過去問
電車の定期券などとして利用される非接触型ICカードに用いられている技術はどれか。
正解:RFID
要点:非接触ICカードに使われる通信技術はRFID
RFIDは、微小なICチップとアンテナを組み合わせ、電波を使って非接触でデータを読み書きする技術である。交通系のICカードはこの仕組みを利用しており、読取機にかざすだけで通信と電力供給が行われる。赤外線通信やバーコード、無線LANとは通信方式も用途も異なる。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問78(IPA)無線LANの通信は電波で行われるため、適切なセキュリティ対策が欠かせない。無線LANのセキュリティ対策のうち、無線LANアクセスポイントで行うセキュリティ対策で…
正解:パーソナルファイアウォールを導入する。
要点:パーソナルファイアウォールは端末側の対策。APはフィルタ・暗号化・ステルス化
パーソナルファイアウォールは、PCなど端末側に導入して不要な通信を遮断するソフトウェアであり、アクセスポイントで設定する対策ではない。アクセスポイント側で行う対策としては、接続を許す機器を限定するMACアドレスフィルタリング、通信内容の暗号化、ネットワーク名を隠すステルス化などがある。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問62(IPA)無線LANの環境において、アクセスポイントと端末に設定するESSIDに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:無線LANのネットワークを識別する文字列
要点:ESSIDは無線LANのネットワーク識別名。暗号鍵やチャネルとは別物
ESSIDは無線LANのネットワークを識別するための名前として設定する文字列で、同じ値を設定したアクセスポイントと端末同士が接続する。暗号化の方式や鍵、電波のチャネルはESSIDとは別に設定する項目である。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問64(IPA)無線LANのセキュリティにおいて、アクセスポイントが接続要求を受け取ったときに、端末固有の情報を基にアクセス制御を行う仕組みはどれか。
正解:MACアドレスフィルタリング
要点:MACアドレスフィルタリングは端末固有の番号で接続を選別する
MACアドレスフィルタリングは、ネットワーク機器ごとに割り当てられた固有の識別番号(MACアドレス)をアクセスポイントに登録しておき、登録済みの端末からの接続だけを許可する仕組みである。ESSIDはネットワークの識別名、WEPやWPAは通信の暗号化と認証の方式であり、端末固有の情報で接続可否を判断する仕組みとは役割が異なる。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問81(IPA)無線LANの暗号化方式はどれか。
正解:WPA2
要点:無線LANの暗号化方式はWPA2
WPA2は無線LANで用いられる暗号化・認証の規格で、強度の高い暗号アルゴリズムを採用し、初期の規格の弱点を改善したものである。無線は電波が届く範囲で傍受され得るため、こうした暗号化の設定が不可欠になる。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験 問76(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。