デュアルシステムとは?
デュアルシステムとは、同じ処理を行う2つの系統を用意し、互いの処理結果を常に照合しながら運用するシステム構成。片方に障害が起きても他方で処理を継続でき、信頼性が高い。
ITパスポートの過去問では7回出題されています(2009年度〜2017年度)。
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デュアルシステムの意味
同じ処理を行う2つの系統を用意し、互いの処理結果を常に照合しながら運用するシステム構成。片方に障害が起きても他方で処理を継続でき、信頼性が高い。
デュアルシステムの具体例
航空管制システムのように高い信頼性が求められる用途で、2系統のコンピュータに同じ処理をさせて結果を突き合わせ、食い違いがあれば異常として検知する。
デュアルシステムは試験でどう引っ掛けられる?
「デュプレックスシステム」(待機系を持つ構成)と名前が似ているが仕組みが異なる。デュアルは常時2系統が同時稼働、デュプレックスは主系稼働・従系待機が基本。
デュアルシステムと関連する用語
デュアルシステムが出た過去問
デュアルシステムに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:2系統のコンピュータが、互いの処理結果を照合しながら同一処理を行うシステムのことである。
要点:デュアルシステムは二系統で同一処理し結果を照合する
デュアルシステムは、同じ処理を二系統で同時に実行し、その結果を突き合わせて一致を確認しながら運用する方式である。誤りを検出でき、一方が故障しても他方で処理を続けられるため信頼性が高いが、設備が二重になるぶん費用がかかる。障害時に待機系へ切り替える方式はデュプレックスシステムと呼ばれ、別の構成である。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問86(IPA)複数のコンピュータを連携させ、全体を1台の高性能のコンピュータであるかのように利用する。連携しているコンピュータのどれかに障害が発生した場合には、ほかのコンピュ…
正解:クラスタシステム
要点:クラスタは複数機を束ね、障害時は他ノードが処理を引き継ぐ
クラスタシステムは複数のコンピュータを結合して1台の高性能機のように扱う構成で、1台に障害が起きても他のノードが処理を引き継ぐため、システム全体を止めずに運用できる。デュアルシステムは2系統で同じ処理をして結果を照合する構成、デュプレックスシステムは待機系を持つ構成、マルチプロセッサシステムは1台の中に複数CPUを持つ構成である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問73(IPA)デュアルシステムの説明はどれか。
正解:二つのシステムで全く同じ処理を行い、結果をクロスチェックすることによって結果の信頼性を保証するシステム
要点:デュアルは二重処理で結果照合、デュプレックスは待機系へ切替え
デュアルシステムは、二組の同じ構成のシステムで同一の処理を並行して行い、結果を突き合わせて一致を確認することで誤りを検出し、高い信頼性を確保する方式である。一方が故障しても処理を継続できる。待機系を備えて切り替えるのはデュプレックスシステムで、混同しやすい。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問57(IPA)ホットスタンバイ方式の説明として、適切なものはどれか。
正解:予備機をいつでも動作可能な状態で待機させておき、障害発生時に直ちに切り替える方式
要点:ホットスタンバイは稼働待機の予備機へ即時切替
ホットスタンバイは、予備機を本番機と同じ状態で起動させたまま待機させ、障害が起きたら即座に処理を引き継がせる方式である。切替えが速く停止時間を短くできる反面、予備機を常時動かすため費用がかかる。人手で予備機を立ち上げる方式はコールドスタンバイ、2台で同じ処理をして結果を照合する方式はデュアルシステムと呼ばれる。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問56(IPA)2系統の装置から成るシステム構成方式a~cに関して,片方の系に故障が発生したときのサービス停止時間が短い順に左から並べたものはどれか。 a デュアルシステム b…
正解:aの片系装置故障,cの現用系装置故障,bの現用系装置故障
要点:停止時間はデュアル<ホットスタンバイ<コールドスタンバイ
常に両系が同じ処理を行うデュアルシステムは、片方が故障してももう一方が処理を続けられるため停止時間が最も短い。次に短いのが待機系を起動させたまま待たせておくホットスタンバイ方式で、最も長いのは故障後に待機系を立ち上げるコールドスタンバイ方式である。
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験 問82(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。