ファームウェアとは?
ファームウェアとは、家電製品や周辺機器などのハードウェアに直接組み込まれ、その機器を制御するための基本的なソフトウェア。ハードウェアと一体的に扱われ、機器の電源を切っても消えないメモリに書き込まれている。
ITパスポートの過去問では6回出題されています(2009年度〜2023年度)。
ふぁーむうぇあ
ファームウェアの意味
家電製品や周辺機器などのハードウェアに直接組み込まれ、その機器を制御するための基本的なソフトウェア。ハードウェアと一体的に扱われ、機器の電源を切っても消えないメモリに書き込まれている。
ファームウェアの具体例
プリンタやルータの「ファームウェアを更新する」という作業は、機器内部の制御プログラムを新しいものに書き換え、新機能の追加や不具合・脆弱性の修正を行うことを指す。
ファームウェアは試験でどう引っ掛けられる?
ハードウェアとソフトウェアの中間にあたる存在で、OSでもアプリでもない。「一度書き込んだら変えられない」は誤解で、脆弱性対策として更新が必要になる。BIOSはファームウェアの一種、という包含関係も問われる。
ファームウェアと関連する用語
ファームウェアが出た過去問
グループウェア導入の目的として、適切なものはどれか。
正解:共同作業の場を提供することによって、組織としての業務効率を高める。
要点:グループウェアは情報共有で組織の共同作業を効率化する
グループウェアは、電子メール・電子掲示板・スケジュール管理・文書共有・ワークフローなどを備え、組織のメンバーが情報を共有して共同作業しやすくするソフトウェアである。導入の目的は、情報伝達を円滑にして組織全体の業務効率を高めることにある。機器制御はファームウェア、セキュリティ強化はUTM等の製品、開発期間短縮はパッケージソフトの導入目的である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問17(IPA)電化製品などに組込みシステムを採用する利点として,適切なものはどれか。
正解:製品の改良に当たって,ソフトウェアの変更だけで一定範囲の機能追加が可能となる。
要点:組込みは機能をソフトで実現でき、書換えで改良できる
組込みシステムは、機器の制御をハードウェアの回路だけで作り込むのではなく、マイコン上のソフトウェア(ファームウェア)で実現する構成をとる。制御の中身がプログラムとして分離されているため、ハードウェアを作り直さずにソフトウェアの書換えだけで機能の追加や不具合の修正ができる点が大きな利点である。なお、組込みだからといってウイルスと無縁になるわけではなく、資源の制約はむしろ厳しい。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問11(IPA)利用者がPCの電源を入れてから、そのPCが使える状態になるまでを四つの段階に分けたとき、最初に実行される段階はどれか。
正解:BIOSの読込み
要点:起動順はBIOS→OS→デバイスドライバ→常駐アプリ
PCの電源を入れると、まずROMなどに格納されたBIOS(ファームウェア)が読み込まれ、接続機器の点検と初期化を行ったうえで起動デバイスからOSを読み込む。その後、OSがデバイスドライバを組み込み、最後に常駐アプリケーションが起動する。したがって最初に実行されるのはBIOSの読込みである。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問85(IPA)ウイルスの感染に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:OSやアプリケーションだけではなく、機器に組み込まれたファームウェアも感染することがある。
要点:感染経路も感染対象も広い、感染時はまずネットワーク遮断
マルウェアの感染経路はネットワークやメール添付に限られず、USBメモリなどの外部記憶媒体からも起こる。また感染対象もOSやアプリケーションだけでなく、機器に組み込まれたファームウェアが書き換えられる例も報告されている。感染が判明した端末はまずネットワークから切り離すのが基本手順である。
出典:令和1年度 春期 ITパスポート試験 問88(IPA)ゲーム機,家電製品などに搭載されている,ハードウェアの基本的な制御を行うためのソフトウェアはどれか。
正解:ファームウェア
要点:機器に組み込みハードを直接制御するのがファームウェア
機器に組み込まれ、ハードウェアを直接制御する基本的なソフトウェアをファームウェアといいます。ROMやフラッシュメモリに書き込まれて機器と一体で動作し、家電やゲーム機などの組込み機器で広く使われます。
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問3(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。