ブレーンストーミング・KJ法とは?
ブレーンストーミング・KJ法とは、ブレーンストーミングは批判厳禁・自由奔放・量を求める・便乗歓迎の4原則で発想を広げる会議手法。KJ法は出た意見をカードに書き、似たものを集めて表札を付け、図解して構造化する収束手法。発散と収束を組にして使い、企画段階の論点整理に用いる。
ITパスポートの過去問では7回出題されています(2010年度〜2026年度)。
ぶれーんすとーみんぐ・けーじぇーほう
ブレーンストーミング・KJ法の意味
ブレーンストーミングは批判厳禁・自由奔放・量を求める・便乗歓迎の4原則で発想を広げる会議手法。KJ法は出た意見をカードに書き、似たものを集めて表札を付け、図解して構造化する収束手法。発散と収束を組にして使い、企画段階の論点整理に用いる。
ブレーンストーミング・KJ法の具体例
業務改善のワークショップで、まず30分のブレーンストーミングで120枚の付箋を出す。次にKJ法で「情報が探せない」「承認に時間がかかる」など8つの島にまとめ、島ごとに施策候補と効果の大きさを評価して、システム化構想の対象範囲を決める。
ブレーンストーミング・KJ法は試験でどう引っ掛けられる?
ブレーンストーミングは発散の手法であり、その場で結論や優先順位を決める場ではない。またKJ法は「あらかじめ用意した分類に振り分ける」のではなく、カードの類似性から分類そのものを立ち上げるボトムアップの手法である点が要点。
ブレーンストーミング・KJ法と関連する用語
ブレーンストーミング・KJ法が出た過去問
問題解決手法の一つであるブレーンストーミングのルールとして、適切なものはどれか。
正解:突飛なアイディアも含め、自由奔放な発言を歓迎する。
要点:ブレストは批判厳禁・自由奔放・質より量・便乗発展
ブレーンストーミングは質より量を重視し、多様な発想を引き出すための会議手法である。基本ルールは批判厳禁・自由奔放・質より量・便乗発展(他人の案への上乗せを歓迎)の4つで、発言を萎縮させる行為を避ける点が共通している。したがって突飛な案も含めて自由に発言してよいとする記述が適切である。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問3(IPA)新人事システム開発プロジェクトの遂行に当たって、どのようなことがリスクとなり得るかを洗い出すために、プロジェクトチームメンバである企画部、人事部、情報システム部…
正解:ブレーンストーミング
要点:批判せず自由に案を出し合う集団発想法がブレーンストーミング
ブレーンストーミングは、批判を控え、質より量を重視し、自由奔放な発想と他人の意見への便乗を認める4原則の下でアイデアを大量に出す集団発想法である。設問のようにリスクを幅広く洗い出す場面で有効に使われる。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問50(IPA)複数人が集まり,お互いの意見を批判せず,質より量を重視して自由に意見を出し合うことによって,アイディアを創出していく技法はどれか。
正解:ブレーンストーミング
要点:ブレーンストーミングは批判禁止・質より量
ブレーンストーミングは、批判の禁止・自由奔放・質より量・便乗発展という原則のもとで自由に発言し、多くのアイディアを引き出す集団発想法である。設問の「批判せず」「質より量」という条件がこの技法の原則そのものを表している。
出典:平成28年度 秋期 ITパスポート試験 問15(IPA)プロジェクトリスクマネジメントは、リスクの特定、リスクの分析、リスクのコントロールという流れで行う。リスクの特定を行うために、プロジェクトに影響を与えると想定さ…
正解:ブレーンストーミングを関係者で行う。
要点:リスク特定は洗い出しの段階。評価は次の分析で行う
リスクの特定は、まだ表面化していない不確実な事象を漏れなく洗い出す段階である。そのため、関係者が集まって自由に意見を出し合い、批判せずに数多くの候補を挙げる発想法が有効である。挙がったリスクを発生確率と影響度で評価するのは次の分析段階で行う作業になる。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問50(IPA)ブレーンストーミングの進め方のうち,適切なものはどれか。
正解:他のメンバの案に便乗した改善案が出ても,とがめずに進める。
要点:ブレストは批判禁止・自由奔放・質より量・便乗歓迎
ブレーンストーミングには、批判をしない、自由奔放な発想を歓迎する、質より量を重視する、他人の案に便乗して発展させる(結合・便乗)という四つの原則がある。他のメンバの案をヒントにした改善案は、まさに便乗の原則にかなうため歓迎される。発想を狭める批判や取捨選択は、アイディアを出し切った後の評価段階で行う。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問20(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。