ブロックチェーンとは?
ブロックチェーンとは、取引記録(データ)を「ブロック」という単位にまとめ、それらを暗号技術によって鎖(チェーン)のようにつなげて記録していく分散型の台帳技術。1か所のサーバで集中管理せず、ネットワーク参加者全員で同じ記録を共有・検証するため、改ざんが極めて困難とされる。
ITパスポートの過去問では6回出題されています(2019年度〜2026年度)。
ぶろっくちぇーん
ブロックチェーンの意味
取引記録(データ)を「ブロック」という単位にまとめ、それらを暗号技術によって鎖(チェーン)のようにつなげて記録していく分散型の台帳技術。1か所のサーバで集中管理せず、ネットワーク参加者全員で同じ記録を共有・検証するため、改ざんが極めて困難とされる。
ブロックチェーンの具体例
暗号資産(仮想通貨)の取引記録の管理にブロックチェーン技術が使われており、過去の取引記録を後から書き換えることが事実上できない仕組みになっている。
ブロックチェーンは試験でどう引っ掛けられる?
暗号資産そのものではなく、それを支える基盤技術。改ざんが「不可能」なのではなく、以降のブロックまで作り直す必要があるため事実上困難という意味。中央の管理者を置かず参加者全員で共有する点が通常のデータベースとの違い。
ブロックチェーンと関連する用語
ブロックチェーンが出た過去問
銀行などの預金者の資産を、AIが自動的に運用するサービスを提供するなど、金融業においてIT技術を活用して、これまでにない革新的なサービスを開拓する取組を示す用語…
正解:FinTech
要点:FinTechはITによる革新的な金融サービス
FinTechは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、ITを活用して金融分野に新しいサービスを生み出す取組を指す。AIによる資産運用の自動化、スマートフォン決済、ブロックチェーンを使った送金などが代表例である。
出典:令和1年度 秋期 ITパスポート試験 問18(IPA)複数の取引記録をまとめたデータを順次作成するときに、そのデータに直前のデータのハッシュ値を埋め込むことによって、データを相互に関連付け、取引記録を矛盾なく改ざん…
正解:ブロックチェーン
要点:ブロックチェーンは直前のハッシュ連鎖で改ざんを防ぐ
ブロックチェーンは、複数の取引記録をまとめたブロックに直前のブロックのハッシュ値を含めて鎖状につなぐ仕組みである。過去のデータを書き換えると以降のハッシュ値がすべて食い違うため、矛盾なく改ざんすることが極めて困難になる。
出典:令和1年度 秋期 ITパスポート試験 問59(IPA)ディジタル署名やブロックチェーンなどで利用されているハッシュ関数の特徴に関する、次の記述中のa, bに入れる字句の適切な組合せはどれか。 ハッシュ関数によって、…
正解:a:常に同じ b:できない
要点:ハッシュは同じ入力で同じ値、逆算は不可能
ハッシュ関数は、同じ入力に対しては常に同じ固定長のハッシュ値を返す。一方で計算は一方向であり、得られたハッシュ値から元のデータを復元することは事実上できない。この性質により改ざん検知やパスワードの保管に利用される。
出典:令和1年度 秋期 ITパスポート試験 問93(IPA)複数のコンピュータが同じ内容のデータを保持し、各コンピュータがデータの正当性を検証して担保することによって、矛盾なくデータを改ざんすることが困難となる、暗号資産…
正解:ブロックチェーン
要点:ブロックチェーンは分散台帳と連鎖で改ざんを困難にする
ブロックチェーンは、取引記録をブロックにまとめ、直前のブロックのハッシュ値を含める形で鎖状につないでいく技術である。同じ台帳を多数のノードが保持して互いに検証するため、一部を書き換えても他と食い違って発覚し、事実上改ざんが困難になる。
出典:令和3年度 秋期 ITパスポート試験 問97(IPA)ブロックチェーンを適用した事例として、最も適切なものはどれか。
正解:証券会社が、取引の改ざんや不整合の発生を防止することを目的として、従来の社債に代わり電子的手段を用いたデジタル社債を発行した。
要点:ブロックチェーンの強みは改ざん困難な取引記録の共有
ブロックチェーンは、取引記録をハッシュ値で連鎖させたブロックとして多数のノードで分散管理する技術で、過去の記録を改ざんしようとすると以降のすべてを作り替える必要があるため、事実上の改ざん防止と記録の整合性確保に向く。したがって、改ざんや不整合の防止を目的とした電子的な社債の発行はブロックチェーンの適用例として自然である。
出典:令和7年度 秋期 ITパスポート試験 問25(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。