傾向分析(トレンド分析)とは?
傾向分析(トレンド分析)とは、実績データを時系列に並べて推移を分析し、将来のパフォーマンスを予測する技法。差異の大きさそのものより、差異が拡大しているのか収束しているのかという方向性に着目する。
ITパスポートの過去問では3回出題されています(2012年度〜2014年度)。
けいこうぶんせき
傾向分析(トレンド分析)の意味
実績データを時系列に並べて推移を分析し、将来のパフォーマンスを予測する技法。差異の大きさそのものより、差異が拡大しているのか収束しているのかという方向性に着目する。
傾向分析(トレンド分析)の具体例
週次のSPIが0.95→0.92→0.88と低下し続けているなら、単発の遅れではなく構造的な問題として対策する。
傾向分析(トレンド分析)は試験でどう引っ掛けられる?
「ある時点の実績と計画の差を見る」のは差異分析。傾向分析は「時間経過に伴う変化の方向」を見る点が異なる。
傾向分析(トレンド分析)と関連する用語
傾向分析(トレンド分析)が出た過去問
ソフトウェア品質管理における考え方のうち、適切なものはどれか。
正解:品質管理の基準は、できる限り定量的に管理できるものにする。
要点:品質管理の基準はできる限り定量的に定める
品質は「良い・悪い」といった主観ではなく、レビュー指摘密度やテスト密度、バグ検出数などの数値で客観的に評価できるようにするのが原則である。定量化しておけば基準との比較や工程間の傾向分析が可能になる。工程ごとに性質が異なるため基準値は工程ごとに設定し、品質管理は運用保守段階でも継続する。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問35(IPA)インシデント管理に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:インシデントの原因追究よりも正常なサービス運用の回復を優先させる。
要点:インシデント管理は原因究明より早期のサービス回復を優先する
インシデント管理の目的は、業務への影響をできるだけ小さくするため、サービスを一刻も早く正常な状態へ戻すことである。根本原因の究明と恒久的な再発防止は問題管理が担う役割で、両者は目的が分かれている。既知の解決策があるインシデントでも、傾向分析のため記録は必要である。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問39(IPA)情報システムの利用者対応のため、サービスデスクの導入を検討している。サービスデスクにおけるインシデントの受付や対応に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
正解:利用者からの障害連絡に対しては、障害の原因の究明ではなく、サービスの回復を主眼として対応する。
要点:サービスデスクは原因究明より早期のサービス回復を優先
サービスデスクはインシデント発生時の窓口として、まず利用者が業務を続けられる状態に戻すこと、すなわちサービスの早期回復を最優先する。根本原因の追究は問題管理の役割として切り分けられる。また、すべての問合せを記録して傾向分析や再発防止に生かすこと、利用者の状況に応じて複数の連絡手段を用意すること、対応状況を随時知らせることも望ましい運用である。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問37(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。