木構造(二分木)とは?
木構造(二分木)とは、1つの要素(根・ルート)から、複数の要素(枝・ノード)が階層的に枝分かれしていくデータ構造。特に、各要素が持つ子要素の数を最大2つまでに制限したものを二分木と呼ぶ。親子関係のあるデータや、大小関係に基づいて効率よくデータを探索・整理したい場合に適しており、条件に応じて左右どちらかの枝だけをたどればよいように構成する(二分探索木)ことで、少ない比較回数で目的のデータを見つけ出せる。
ITパスポートの過去問では3回出題されています(2009年度〜2022年度)。
きこうぞう(にぶんぎ)
木構造(二分木)の意味
1つの要素(根・ルート)から、複数の要素(枝・ノード)が階層的に枝分かれしていくデータ構造。特に、各要素が持つ子要素の数を最大2つまでに制限したものを二分木と呼ぶ。親子関係のあるデータや、大小関係に基づいて効率よくデータを探索・整理したい場合に適しており、条件に応じて左右どちらかの枝だけをたどればよいように構成する(二分探索木)ことで、少ない比較回数で目的のデータを見つけ出せる。
木構造(二分木)の具体例
会社の組織図のように、上位の役職から部署・担当者へと枝分かれしていく階層構造は木構造の一例であり、ファイルシステムのフォルダ階層も同様の考え方に基づいている。
木構造(二分木)は試験でどう引っ掛けられる?
二分木は「子が2つ以下」という条件を満たす木構造の一種であり、木構造全般と二分木を同じものとして混同しないよう注意する。
木構造(二分木)と関連する用語
木構造(二分木)が出た過去問
木構造を採用したファイルシステムに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:階層が異なれば同じ名称のディレクトリが作成できる。
要点:木構造では親が違えば同名のディレクトリを作成できる
木構造のファイルシステムでは、ディレクトリを入れ子にして階層を作り、ファイルやディレクトリは所属する階層の中で名前が一意であればよい。したがって階層(親ディレクトリ)が異なれば、同じ名称のディレクトリを別々に作ることができる。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問87(IPA)プロジェクトの計画段階で行う作業で、プロジェクトで実施しなければならない全ての作業を洗い出し階層構造に整理し、同時にプロジェクトの管理単位を明確化する手法はどれ…
正解:WBS
要点:作業を階層分解して管理単位を決めるのがWBS
プロジェクトで必要な作業を段階的に細かく分解し、木構造に整理したものが該当する。最下層の要素まで分けることで、担当者の割当て、工数や期間の見積り、進捗の把握といった管理の単位が明確になる。作業の漏れや重複を防ぐ土台として、日程計画や費用見積りの前提にもなる。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問54(IPA)ディレクトリ又はファイルがノードに対応する木構造で表現できるファイルシステムがある。ルートディレクトリを根として図のように表現したとき,中間ノードである節及び末…
正解:節=ディレクトリ, 葉=ディレクトリ又はファイル
要点:節はディレクトリのみ、葉は空ディレクトリかファイル
木構造で枝が伸びる途中の節には、配下に別のノードをもつディレクトリだけが対応します。一方、末端の葉にはファイルのほか、中身のない空のディレクトリも来られるため、葉はディレクトリ又はファイルとなります。
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問90(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。