RFIDとは?
RFIDとは、微小なICチップとアンテナを組み込んだタグ(ICタグ)に情報を記録し、電波を使って非接触で読み書きする技術。バーコードと異なり、複数のタグを一括で読み取れ、遮蔽物越しでも読み取れる点が特徴。
ITパスポートの過去問では13回出題されています(2010年度〜2024年度)。
あーるえふあいでぃー
RFIDの意味
微小なICチップとアンテナを組み込んだタグ(ICタグ)に情報を記録し、電波を使って非接触で読み書きする技術。バーコードと異なり、複数のタグを一括で読み取れ、遮蔽物越しでも読み取れる点が特徴。
RFIDの具体例
衣料品店で商品にICタグを取り付け、レジでかごの中の複数商品をまとめてスキャンして精算する。倉庫では棚卸しの際に離れた場所からタグを一括で読み取り、在庫確認を効率化する。店舗の万引き防止タグや交通系ICカードの改札処理も同じ技術の応用である。
RFIDは試験でどう引っ掛けられる?
複数を一括で読め、箱越しでも読める点がバーコードとの決定的な差。読み取り専用ではなく書き込みもできる。近距離でかざして使うNFCはRFIDの技術を応用したもので、まったく別の技術ではない。
RFIDと関連する用語
RFIDが出た過去問
電車の定期券などとして利用される非接触型ICカードに用いられている技術はどれか。
正解:RFID
要点:非接触ICカードに使われる通信技術はRFID
RFIDは、微小なICチップとアンテナを組み合わせ、電波を使って非接触でデータを読み書きする技術である。交通系のICカードはこの仕組みを利用しており、読取機にかざすだけで通信と電力供給が行われる。赤外線通信やバーコード、無線LANとは通信方式も用途も異なる。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問78(IPA)携帯電話機や家電などで用いられる無線通信の標準化規格であるBluetoothの活用事例はどれか。
正解:1台の家庭用ゲーム機に、2個のコントローラを無線で接続する。
要点:Bluetoothは周辺機器をつなぐ数メートル級の近距離無線
Bluetoothは数メートル程度の近距離を電波で結ぶ無線通信の規格で、周辺機器どうしをケーブルなしで接続する用途に使われる。ゲーム機とコントローラの無線接続はその典型例である。衛星測位はGPS、二次元コードの読取りはカメラによる光学的読取り、交通系ICカードは近距離無線通信(NFC/RFID)の技術で、いずれもBluetoothとは別の仕組み。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問21(IPA)【中問D:図書館システムに関する記述】A図書館では、バーコードを用いた図書館システムを用いて、書籍の貸出と返却業務を行っている。〔書籍の貸出と返却業務〕(1)貸…
正解:(1)
要点:RFIDは複数同時読取が可能で、一括処理による時短に効く
表によれば、RFIDはバーコードと違って複数枚を一度に読み取れる。カウンタに読取装置を置けば、利用者カードと複数冊の書籍をまとめて読み取れるため、1件ずつ読み取っていた貸出作業が短時間で済むようになる。棚の整理や利用者への連絡、返却ポストの把握は、カウンタの装置だけでは改善できない。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問97(IPA)【中問D:図書館システムに関する記述、問97と同じ前提】〔マネジメント〕A図書館には数十万冊の蔵書があり、新システムに移行するためには、シート状に加工したRFI…
正解:a: 現行のものを利用する, b: 現行のものを利用する
要点:既存データを流用する移行では、キーとなる番号体系を変えない
貸出履歴を管理するファイルを現行のまま使い続ける以上、そこに記録される書籍の識別番号と利用者番号の体系も変えられない。番号を振り直すと過去の履歴と対応が取れなくなり、移行期間中にバーコードとRFIDを併用することもできなくなる。したがって双方とも現行の番号をそのまま使うのが適切である。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問98(IPA)【中問D:図書館システムに関する記述、問97と同じ前提】〔ストラテジ〕Bさんは〔要望事項〕を実現するために、市販されているRFIDを用いたシステムを調べ、次の施…
正解:(3)
要点:読取り技術で解決できるのは把握の問題。連絡手段の課題は別
カウンタの読取装置で貸出作業の時短、棚板の読取装置で棚の整理作業の効率化、返却ポストの読取装置でポスト内の書籍把握が実現できる。一方、予約者への連絡がつかないという問題は連絡手段に起因するもので、書籍や棚の状態を読み取る仕組みでは解決できない。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問99(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。