特性要因図とは?
特性要因図とは、結果(特性)に影響を与える要因を、魚の骨のような形に整理して体系的に洗い出す図。「人・機械・材料・方法」など大分類ごとに要因を枝分かれさせて記入する。
ITパスポートの過去問では5回出題されています(2014年度〜2022年度)。
とくせいよういんず
特性要因図の意味
結果(特性)に影響を与える要因を、魚の骨のような形に整理して体系的に洗い出す図。「人・機械・材料・方法」など大分類ごとに要因を枝分かれさせて記入する。
特性要因図の具体例
「製品の寸法不良」という結果に対し、作業者の技能不足(人)、金型の摩耗(機械)、材料のロット差(材料)、作業手順の曖昧さ(方法)といった要因を枝として書き出し、原因を体系的に検討する。
特性要因図は試験でどう引っ掛けられる?
別名フィッシュボーンチャート。要因を漏れなく洗い出して整理する図であり、どの要因の影響が大きいかまでは示さない。重要度の順位づけや絞り込みはパレート図の役割なので、目的で区別する。
特性要因図と関連する用語
特性要因図が出た過去問
ソフトウェアの設計品質には設計者のスキルや設計方法、設計ツールなどが関係する。品質に影響を与える事項の関係を整理する場合に用いる、魚の骨の形に似た図形の名称とし…
正解:特性要因図
要点:魚の骨の形で原因を整理する図は特性要因図
結果(特性)に対して原因(要因)を大骨・小骨のように枝分かれさせて整理する図は特性要因図で、その形から魚の骨図(フィッシュボーンチャート)とも呼ばれる。QC七つ道具の一つで、品質に影響する要因を人・方法・道具などの観点から体系的に洗い出すのに使う。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問4(IPA)対象業務の処理過程と情報の流れを表すために用いられる図表はどれか。
正解:DFD
要点:業務の処理過程とデータの流れを表す図はDFD
DFD(データフロー図)は、業務におけるデータの発生源・処理・蓄積・行き先を、プロセスとデータの流れとして表す図である。処理の過程と情報の流れを可視化するのに適しており、業務分析や要件定義で広く使われる。E-R図はデータ同士の関係の構造、UMLクラス図はクラスの静的構造、特性要因図は原因の整理に用いる図で、目的が異なる。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問15(IPA)システム開発プロジェクト遂行における品質管理を行うために、開発工程の流れ図を作成した。当該流れ図の利用目的として、適切なものはどれか。
正解:作業プロセスのどこでどのような問題が発生しうるかを検討する。
要点:工程の流れ図は問題の起こりやすい箇所の検討に使う
開発工程の流れ図(フローチャート)は、作業の順序や分岐を可視化したものである。工程を目に見える形にすることで、どの作業のどこで手戻りやミスが生じやすいかを関係者で洗い出し、事前に対策を検討できる。原因と結果の関連づけは連関図や特性要因図、原因別の発生頻度の把握はパレート図が担う役割である。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問44(IPA)品質管理において、測定値の存在する範囲を幾つかの区間に分け、各区間に入るデータの度数を棒グラフで表したものはどれか。
正解:ヒストグラム
要点:ヒストグラムは測定値を区間に分けて度数を柱で示す分布の図
ヒストグラムは、測定値の範囲をいくつかの区間(階級)に区切り、各区間に入るデータの個数を柱の高さで表したグラフである。分布の中心や広がり、偏りの有無を視覚的につかめる。管理図は時系列で工程の安定性を見る図、特性要因図は原因を魚の骨状に整理する図、パレート図は項目を件数の多い順に並べて累積比率を示す図である。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問32(IPA)システム開発プロジェクトの品質マネジメントにおいて,品質上の問題と原因との関連付けを行って根本原因を追究する方法の説明として,適切なものはどれか。
正解:候補となる原因を魚の骨の形で整理し,根本原因を検討する。
要点:特性要因図は原因を魚の骨状に整理し根本原因を探る
結果として現れた問題を背骨に置き、その原因の候補を大骨・小骨として枝分かれさせて整理する図を特性要因図(魚の骨図)といいます。問題と原因の関係を体系的に見渡せるため、根本原因の検討に適しています。
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問48(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。