第三者提供とオプトイン・オプトアウトとは?
第三者提供とオプトイン・オプトアウトとは、個人データを本人以外の第三者に渡す際のルール。原則は本人の事前同意(オプトイン)が必要だが、一定の届出等を条件に、本人が拒否しない限り提供を認める方式(オプトアウト)も例外的に認められる。
ITパスポートの過去問では4回出題されています(2013年度〜2025年度)。
だいさんしゃていきょうとおぷといん・おぷとあうと
第三者提供とオプトイン・オプトアウトの意味
個人データを本人以外の第三者に渡す際のルール。原則は本人の事前同意(オプトイン)が必要だが、一定の届出等を条件に、本人が拒否しない限り提供を認める方式(オプトアウト)も例外的に認められる。
第三者提供とオプトイン・オプトアウトの具体例
通販サイトが購入者リストを提携会社に渡す際、事前に同意を取るのがオプトイン。逆に、あらかじめ「提供を希望しない場合は申し出てください」と案内し、申し出がなければ提供するのがオプトアウトで、要配慮個人情報など一部データには使えない。
第三者提供とオプトイン・オプトアウトは試験でどう引っ掛けられる?
オプトアウト方式は個人情報保護委員会への届出が必要であり、要配慮個人情報や不正取得された個人データには適用できない点が狙われやすい。
第三者提供とオプトイン・オプトアウトと関連する用語
第三者提供とオプトイン・オプトアウトが出た過去問
インターネットを利用した広告において、あらかじめ受信者からの同意を得て、受信者の興味がある分野についての広告をメールで送るものはどれか。
正解:オプトインメール広告
要点:オプトインは事前同意あり、オプトアウトは事後拒否
オプトインとは、受信者が事前に受け取る同意を示すことをいう。同意を得たうえで、関心のある分野の広告メールを配信する方式がオプトインメール広告である。日本の特定電子メール法でも、広告メールは原則として事前同意を得た相手にしか送れない。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問9(IPA)あらかじめ明示的に同意を得た相手だけに,広告宣伝メールの送付や個人情報の取得を行う,コンプライアンスにのっとった手法を表すものはどれか。
正解:オプトイン
要点:事前同意がオプトイン、拒否申出がオプトアウト
事前に本人から明示の同意を得たうえで送信や取得を行う方式をオプトインと呼ぶ。特定電子メール法では、広告宣伝メールの送信に原則としてこの方式が求められる。対義語のオプトアウトは、まず送っておいて拒否の意思表示があれば停止する方式である。
出典:平成28年度 秋期 ITパスポート試験 問3(IPA)オプトアウトに関する記述として,最も適切なものはどれか。
正解:住宅地図の利用者が,地図上の自宅の位置に自分の氏名が掲載されているのを見つけたので,住宅地図の作製業者に連絡して,掲載を中止させた。
要点:オプトアウトは本人の申し出で利用や掲載を止めさせる方式
オプトアウトは、あらかじめ利用や掲載が行われている状態から、本人の申し出によってそれを停止させる方式です。掲載されている自分の氏名について本人が中止を求め、実際に掲載をやめさせた行為がこれに当たります。逆に、事前の同意を得てから行うのがオプトインです。
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問23(IPA)特定電子メール法は、電子メールによる一方的な広告宣伝メールの送信を規制する法律である。企業担当者が行った次の電子メールの送信事例のうち、特定電子メール法の規制対…
正解:受信者から拒否通知があった場合には、それ以降の送信を禁止すればよいと考え、広告宣伝メールを送信した。
要点:特定電子メール法は事前同意を必要とするオプトイン方式
特定電子メール法は原則としてオプトイン方式を採り、あらかじめ同意を得た相手にしか広告宣伝メールを送れない。したがって「拒否されたらそれ以降やめればよい」というオプトアウト的な考え方で送信することは規制対象となる。なお自らメールアドレスを公表している事業者宛てや、取引関係にある相手への送信は、同意の例外として認められる場合がある。
出典:令和7年度 秋期 ITパスポート試験 問6(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。