縮退運転(ディグレード運転)とは?
縮退運転(ディグレード運転)とは、一部の資源や機能を失った状態で、優先度の高い業務だけを継続する運転形態。あらかじめ「何を止めて何を残すか」を業務側と合意しておく必要がある。
ITパスポートの過去問では1回出題されています。
しゅくたいうんてん
縮退運転(ディグレード運転)の意味
一部の資源や機能を失った状態で、優先度の高い業務だけを継続する運転形態。あらかじめ「何を止めて何を残すか」を業務側と合意しておく必要がある。
縮退運転(ディグレード運転)の具体例
障害時は受注受付のみ継続し、分析レポートとバッチ集計は停止する運用手順を定めておく。
縮退運転(ディグレード運転)は試験でどう引っ掛けられる?
フェールセーフと取り違えやすい。縮退運転は動かし続けるための運転形態(フェールソフトを実現した状態)で、安全側に停止させるフェールセーフとは向きが逆。何を止めて何を残すかは障害発生後に決めるのではなく、事前に業務側と合意しておく点も問われる。
縮退運転(ディグレード運転)と関連する用語
縮退運転(ディグレード運転)が出た過去問
事業者の基幹となる業務で使用しているシステムにおける障害対策の考え方のうち、最も適切なものはどれか。
正解:障害の発生は避けられないものと考えて、一部の障害によってシステム全体が停止したり、業務が再開できなくなったりしないような対策を準備すべきである。
要点:障害は起きる前提で、全体停止させない備えを用意する
基幹業務システムでは、障害は完全には避けられない前提に立ち、一部の故障が全体停止や業務中断に波及しないよう冗長化や縮退運転などの備えをしておくことが重要である(フォールトトレランスの考え方)。また障害発生時は定められた手順に従って速やかに関連部門へ連絡し、原因究明のための記録を確保してから復旧に当たるのが原則である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問33(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。