RAID5とは?
RAID5とは、データとパリティ(誤り訂正用の情報)を全ディスクへ分散して記録する方式。最低3台必要で、n台構成なら使える容量は(n−1)台分。どれか1台が故障してもパリティから内容を再計算でき、容量効率と信頼性のバランスが良い。
ITパスポートの過去問では3回出題されています(2018年度〜2024年度)。
れいどふぁいぶ
RAID5の意味
データとパリティ(誤り訂正用の情報)を全ディスクへ分散して記録する方式。最低3台必要で、n台構成なら使える容量は(n−1)台分。どれか1台が故障してもパリティから内容を再計算でき、容量効率と信頼性のバランスが良い。
RAID5の具体例
1TBのディスク5台でRAID5を組むと、利用可能容量は4TB。3台目が故障しても、残り4台のデータとパリティの排他的論理和から失われた内容を復元しながら運転を続けられる。
RAID5は試験でどう引っ掛けられる?
復旧できるのは同時1台までで、リビルド中にもう1台壊れると全損する。2台まで耐えるのはRAID6(パリティを2種類持ち、使える容量は(n−2)台分)。容量計算で「n−1」と「n−2」を取り違える出題が多い。
RAID5と関連する用語
RAID5が出た過去問
4台のHDDを使い,障害に備えるために,1台分の容量をパリティ情報の記録に使用するRAID5を構成する。1台のHDDの容量が500Gバイトのとき,実効データ容量…
正解:1.5T
要点:RAID5の実効容量は装置1台分を除いたn-1台分
RAID5は、データとパリティを複数の装置に分散して記録し、1台が故障してもパリティから復元できる構成である。n台で構成すると、実効容量は1台分をパリティに使う分だけ減り、n-1台分になる。500Gバイトの装置4台なので、実効データ容量は500G×3=1,500Gバイト、すなわちおよそ1.5Tバイトとなる。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問77(IPA)複数のハードディスクを論理的に一つのものとして取り扱うための方式①〜③のうち、構成するハードディスクが1台故障してもデータ復旧が可能なものだけを全て挙げたものは…
正解:①, ③
要点:RAID5とミラーリングは1台故障でも復旧できる
ミラーリング(RAID1)は同じ内容を2台に書き込むため、片方が壊れてももう片方から読み出せる。RAID5はデータとパリティを複数台に分散して記録し、1台が故障してもパリティから内容を再計算して復元できる。一方ストライピング(RAID0)はデータを分割して並べるだけで冗長性がなく、1台の故障で全体が失われる。
出典:令和1年度 春期 ITパスポート試験 問62(IPA)障害に備えるために、4台のHDDを使い、1台分の容量をパリティ情報の記録に使用するRAID5を構成する。1台のHDDの容量が1Tバイトのとき、実効データ容量はお…
正解:3T
要点:RAID5の実効容量は台数から1台分を引いた値
RAID5は、データとパリティを複数のディスクに分散して記録し、全体でディスク1台分の容量をパリティに充てます。1Tバイトの装置が4台あれば、実際にデータとして使えるのは4−1=3台分、すなわち約3Tバイトです。
出典:令和6年度 秋期 ITパスポート試験 問69(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。