ROE(自己資本利益率)とは?
ROE(自己資本利益率)とは、自己資本(株主資本)に対して、どれだけ効率よく当期純利益を生み出したかを示す収益性指標。ROE=当期純利益÷自己資本×100(%)で算出する。
ITパスポートの過去問では6回出題されています(2012年度〜2024年度)。
あーるおーいー
ROE(自己資本利益率)の意味
自己資本(株主資本)に対して、どれだけ効率よく当期純利益を生み出したかを示す収益性指標。ROE=当期純利益÷自己資本×100(%)で算出する。
ROE(自己資本利益率)の具体例
自己資本1億円の会社が当期純利益1,000万円を上げればROEは10%。同じ利益額でも自己資本が小さいほどROEは高くなる。
ROE(自己資本利益率)は試験でどう引っ掛けられる?
ROA(総資産利益率)と分母を取り違えやすい。ROEの分母は自己資本、ROAの分母は総資産(負債を含む)。借入を増やして事業を拡大するとROAは下がってもROEは上がりうる点がよく問われる。
ROE(自己資本利益率)と関連する用語
ROE(自己資本利益率)が出た過去問
自己資本利益率を次の式で算出するとき、aに入れる適切な字句はどれか。 自己資本利益率 = 売上高利益率 × a
正解:自己資本回転率
要点:ROE=売上高利益率×自己資本回転率に分解できる
自己資本利益率(ROE)は利益÷自己資本である。これを(利益÷売上高)×(売上高÷自己資本)と分解すると、前者が売上高利益率、後者が自己資本回転率になる。したがって空欄には自己資本回転率が入る。収益性と資本の回転効率の掛け算でROEが決まるという見方である。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問25(IPA)ROE(Return On Equity)を説明したものはどれか。
正解:自己資本に対して、どれだけの利益を生み出したかを表す指標
要点:ROEは自己資本に対する利益率。株主目線の収益性指標
ROE(自己資本利益率)は、当期純利益を自己資本で割った比率で、株主が出したお金がどれだけ効率よく利益を生んだかを示す。分母が自己資本に限られる点が、負債も含めた総資産を分母とするROAとの違いである。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問3(IPA)ROE(Return on Equity)を説明したものはどれか。
正解:自己資本に対する収益性を表した指標
要点:ROEは当期純利益÷自己資本で測る株主資本の収益性
ROE(自己資本利益率)は、当期純利益を自己資本で割って求める指標で、株主が出したお金をどれだけ効率よく利益に変えたかを示す。分母が自己資本であることから、収益性のうち特に株主資本の運用効率を測る尺度と位置づけられる。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問2(IPA)次の計算式で算出される財務指標はどれか。 当期純利益/自己資本×100
正解:ROE
要点:当期純利益÷自己資本はROE(自己資本利益率)
株主が出資した資本を使ってどれだけ利益を上げたかを示す指標で、当期純利益を自己資本で割って求める。分母が総資産であれば総資産利益率、自己資本が総資本に占める割合であれば自己資本比率になる。分母が何かを見れば区別できる。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問24(IPA)企業の収益性を測る指標の一つであるROEの“E”が表すものはどれか。
正解:Equity(自己資本)
要点:ROEのEはEquity(自己資本)。分母は総資産でない
ROEは自己資本利益率(Return On Equity)の略で、Eは自己資本を意味するEquityである。当期純利益を自己資本で割って求め、株主が出した資本をどれだけ効率よく利益に変えたかを示す。総資産を分母にするROA(Return On Assets)と混同しないように区別して覚えるとよい。
出典:令和2年度 10月 ITパスポート試験 問30(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。