テストケース(テストデータと予想結果)とは?
テストケース(テストデータと予想結果)とは、テストで与える入力(テストデータ)と、仕様どおりなら得られるはずの出力(予想結果)を、あらかじめ組にして書き出したもの。実行後に実際の出力と予想結果を1件ずつ突き合わせ、食い違った行が不具合の候補になる。予想結果は必ず仕様書や料金表など「正の資料」から作り、プログラムを動かして得た値を予想結果にしてはいけない。条件の境目ごとに1件ずつ用意すると、少ない件数で広く確かめられる。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では2回出題されています(2021年度〜2025年度)。
てすとけーす
テストケース(テストデータと予想結果)の意味
テストで与える入力(テストデータ)と、仕様どおりなら得られるはずの出力(予想結果)を、あらかじめ組にして書き出したもの。実行後に実際の出力と予想結果を1件ずつ突き合わせ、食い違った行が不具合の候補になる。予想結果は必ず仕様書や料金表など「正の資料」から作り、プログラムを動かして得た値を予想結果にしてはいけない。条件の境目ごとに1件ずつ用意すると、少ない件数で広く確かめられる。
テストケース(テストデータと予想結果)の具体例
3辺の合計と重量で送料の区分が決まる仕様なら、「60cm・5kg(区分1)」「90cm・10kg(区分2)」「90cm・11kg(区分3)」のように、区分の境目をまたぐ値を選んでテストデータを作り、料金表から読み取った金額を予想結果として並べておく。実行結果が区分2の金額になっていれば、区分1の判定に誤りがあると分かる。
テストケース(テストデータと予想結果)は試験でどう引っ掛けられる?
予想結果と実際の出力が食い違ったとき、誤っているのはプログラム側であって予想結果側ではない、という前提を崩さないこと。また「区分3の出力が全部正しいから不具合はない」と早合点しないことも問われる。テストデータは各条件の範囲に確実に収まる値を選び、境目の値がどちらの区分に入るかを仕様で確かめてから決める。
テストケース(テストデータと予想結果)と関連する用語
テストケース(テストデータと予想結果)が出た過去問
あるプログラムについて、流れ図で示される部分に関するテストを、命令網羅で実施する場合、最小のテストケース数は幾つか。ここで、各判定条件は流れ図に示された部分の先…
正解:3
要点:命令網羅の最小回数は分岐数が最大の段の本数
命令網羅は、すべての命令(処理)を少なくとも1回は実行するテストケースを用意する基準である。この流れ図は、分岐が3本・2本・3本の判定を縦に3段つないだ構造なので、1回の実行で各段の枝を1本ずつ通ることになる。したがって分岐数が最も多い段(3本)を消化できるだけの回数、すなわち3回で全ての処理を1回以上実行でき、これが最小のテストケース数となる。
出典:令和3年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問16(IPA)システム監査における“監査手続”として、最も適切なものはどれか。
正解:監査項目について、十分かつ適切な証拠を入手するための手続
要点:監査手続は十分かつ適切な監査証拠を入手する手続
監査手続とは、監査人が監査項目について結論を導くために、十分かつ適切な監査証拠を入手する手続をいう。点検、インタビュー、ウォークスルー、テストデータ法などの具体的な技法の適用がこれに当たる。
出典:令和7年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問22(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。