共通フレームとは?
共通フレームとは、企画・要件定義・開発・運用・保守など、ソフトウェアのライフサイクル全体の作業を共通の用語と構造で表した指針。取得者(発注側)と供給者(受注側)が同じ言葉で作業範囲と責任の所在を確認するために使う。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では2回出題されています(2017年度〜2018年度)。
きょうつうふれーむ
共通フレームの意味
企画・要件定義・開発・運用・保守など、ソフトウェアのライフサイクル全体の作業を共通の用語と構造で表した指針。取得者(発注側)と供給者(受注側)が同じ言葉で作業範囲と責任の所在を確認するために使う。
共通フレームの具体例
提案依頼の段階で「要件定義は取得者が主体、供給者は支援」と共通フレームの用語で分担を明記し、後になって「要件をまとめるのはベンダの仕事だと思っていた」という認識違いが起きないようにする。
共通フレームは試験でどう引っ掛けられる?
特定の開発手法や作業手順を強制する規格ではない。作業項目の共通の物差しであり、実際に何をどこまで実施するかは修整(テーラリング)して決める点が問われる。
共通フレームと関連する用語
共通フレームが出た過去問
CMMIの説明はどれか。
正解:ソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスの成熟度を評価するためのモデルである。
要点:CMMIはプロセスの成熟度を段階評価し改善を導くモデル
CMMI(能力成熟度モデル統合)は、開発組織やプロジェクトのプロセスがどれだけ体系立てて管理されているかを段階的な成熟度レベルで評価するモデルである。開発手順そのものを定めるものではなく、プロセス改善の到達度を測る物差しとして使われる。共通フレームや開発プロセスモデルとは目的が異なる。
出典:平成29年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問17(IPA)ソフトウェアライフサイクルプロセスにおいてソフトウェア実装プロセスを構成するプロセスのうち、次のタスクを実施するものはどれか。 〔タスク〕 ・ソフトウェア品目の…
正解:ソフトウェア方式設計プロセス
要点:方式設計=最上位レベルの設計、詳細設計=ユニットまでの設計
共通フレームのソフトウェア方式設計プロセスでは、ソフトウェア要件をコンポーネントの単位まで具体化し、外部インタフェースやコンポーネント間インタフェース、データベースを「最上位レベル」で設計する。あわせて、ソフトウェア結合のためのテスト要求事項とスケジュールを暫定的に定義することもこのプロセスのタスクである。
出典:平成30年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問16(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。