定性的リスク分析とは?
定性的リスク分析とは、リスクの大きさを金額ではなく「大・中・小」や3段階・5段階の区分で評価する方法。過去の損害データがそろわない情報セキュリティの分野で広く使われ、関係者の知見を持ち寄って短時間で全体像をつかめる。数値の絶対値ではなく、項目どうしの相対的な優先順位を付けるのに向く。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では1回出題されています。
ていせいてきりすくぶんせき
定性的リスク分析の意味
リスクの大きさを金額ではなく「大・中・小」や3段階・5段階の区分で評価する方法。過去の損害データがそろわない情報セキュリティの分野で広く使われ、関係者の知見を持ち寄って短時間で全体像をつかめる。数値の絶対値ではなく、項目どうしの相対的な優先順位を付けるのに向く。
定性的リスク分析の具体例
総務・人事・情報システムの担当者が集まり、退職者のアカウント放置を「影響:大、頻度:中」、来客の入館記録漏れを「影響:小、頻度:高」と評価して一覧化する。金額を算出しなくても、どちらを先に改善すべきかを部門横断で合意できる。
定性的リスク分析は試験でどう引っ掛けられる?
定性的でも評価の物差しは事前に文書で決めておく必要がある。「大・中・小」の意味を人によって解釈が違うまま進めると、同じリスクが担当者ごとに別の評価になり比較できなくなる。
定性的リスク分析と関連する用語
定性的リスク分析が出た過去問
PMBOKガイド 第5版によれば,定量的リスク分析で実施することはどれか。
正解:特定したリスクがプロジェクト目標全体に与える影響を数量的に分析する。
要点:定性的は優先順位付け、定量的は目標への影響を数値評価
定量的リスク分析は、定性的分析で絞り込んだリスクについて、発生確率と影響度を数値化してプロジェクト目標全体への影響を数量的に評価する工程である。期待金額価値分析やモンテカルロシミュレーションなどを用いる。優先順位付けは定性的リスク分析、洗い出しはリスク特定、対応策の立案はリスク対応計画である。
出典:平成29年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。