EMS・ファブレス・ファウンドリとは?
EMS・ファブレス・ファウンドリとは、EMSは電子機器の製造を他社から受託する事業形態。ファブレスは自社で製造設備を持たず設計と販売に集中する企業。ファウンドリは半導体の受託製造だけを専門に行う企業。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では5回出題されています(2017年度〜2024年度)。
いーえむえす・ふぁぶれす・ふぁうんどり
EMS・ファブレス・ファウンドリの意味
EMSは電子機器の製造を他社から受託する事業形態。ファブレスは自社で製造設備を持たず設計と販売に集中する企業。ファウンドリは半導体の受託製造だけを専門に行う企業。
EMS・ファブレス・ファウンドリの具体例
ファブレス企業が設計した半導体を、ファウンドリが受託して製造する、という分業が半導体産業では一般的。
EMS・ファブレス・ファウンドリは試験でどう引っ掛けられる?
「委託する側」がファブレス、「受託する側」がファウンドリ/EMS。立場の入替えが定番。
EMS・ファブレス・ファウンドリと関連する用語
EMS・ファブレス・ファウンドリが出た過去問
半導体ファブレス企業の説明として、適切なものはどれか。
正解:製品の企画、設計及び開発は行うが、半導体製造の工場は所有しない。
要点:ファブレスは設計に集中し製造はファウンドリへ委託する
ファブレス企業は、製品の企画・設計・開発は自社で行うが、製造設備(fab)を持たず生産は外部のファウンドリに委託する形態である。多額の設備投資を避けて設計に経営資源を集中できる点が利点となる。受託製造に専念するのがファウンドリ、両方を持つのが垂直統合型である。
出典:平成29年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問25(IPA)EMS(electronics manufacturing services)の説明として、適切なものはどれか。
正解:生産設備をもつ企業が、他社からの委託を受けて電子機器を製造する。
要点:EMSは電子機器の製造を他社から受託する事業形態
EMS(電子機器受託生産サービス)は、自ら大規模な生産設備をもち、他社ブランドの電子機器の製造を受託する事業形態である。部品調達から製造、場合によっては設計や物流までを一括して請け負い、規模の経済によって低コスト生産を実現する点に特徴がある。
出典:平成30年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問24(IPA)半導体メーカが行っているファウンドリサービスの説明として、適切なものはどれか。
正解:他社からの製造委託を受けて、半導体製品の製造を行う。
要点:ファウンドリは委託を受けて半導体製造だけを担う
ファウンドリサービスは、自社では設計を行わず、他社(主にファブレス企業)からの委託を受けて半導体の製造だけを専門に請け負う事業形態である。巨額の設備投資を集約して多数の顧客の生産を引き受けることで、高い設備稼働率と量産効果を得ている。
出典:令和1年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問25(IPA)半導体メーカーが行っているファウンドリーサービスの説明として、適切なものはどれか。
正解:他社からの製造委託を受けて、半導体製品の製造を行う。
要点:ファウンドリーは受託製造に特化した半導体メーカー
ファウンドリーは、自社ブランドの製品は持たず、他社(ファブレス企業など)から設計データを受け取って半導体の製造だけを請け負う事業形態である。巨額の設備投資を集約して量産効率を高める分業モデルとして定着している。
出典:令和5年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問25(IPA)EMS(Electronics Manufacturing Services)の説明として、適切なものはどれか。
正解:生産設備をもつ企業が、他社からの委託を受けて電子機器を製造する。
要点:EMSは電子機器の受託製造に特化した事業形態
EMSは、自社の生産設備を使って他社の電子機器を受託製造する事業形態である。自社ブランドの製品は持たず、設計は委託元が行い、部材調達から製造・保守までを引き受けることが多い。委託側は設備投資を抑えて開発に集中できる。
出典:令和6年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問24(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。