再帰問合せ/反復問合せとは?
再帰問合せ/反復問合せとは、最終的な答えが出るまで代わりに調べてほしいと依頼するのが再帰問合せ、知っている範囲を答えて次に聞くべきサーバを返すのが反復問合せ。端末はキャッシュサーバへ再帰問合せを出し、キャッシュサーバがルートから順に反復問合せを繰り返して答えへ到達する。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2022年度)。
さいきといあわせ/はんぷくといあわせ
再帰問合せ/反復問合せの意味
最終的な答えが出るまで代わりに調べてほしいと依頼するのが再帰問合せ、知っている範囲を答えて次に聞くべきサーバを返すのが反復問合せ。端末はキャッシュサーバへ再帰問合せを出し、キャッシュサーバがルートから順に反復問合せを繰り返して答えへ到達する。
再帰問合せ/反復問合せの具体例
未キャッシュの名前を解決するとき、キャッシュサーバはルート、TLD、対象ドメインの権威サーバへと3段階以上問い合わせる。この間の往復が名前解決の遅延になるため、キャッシュ効率が体感速度を左右する。障害切り分けでは各段の応答を個別に確認する。
再帰問合せ/反復問合せは試験でどう引っ掛けられる?
権威サーバが反復問合せに答えるのは正常だが、再帰問合せに答えると踏み台になる。「再帰を有効にすると速くなる」といった理由で権威サーバの再帰を開けてしまう設定ミスが典型で、外部からの利用を許すと重大なリスクになる。
再帰問合せ/反復問合せと関連する用語
再帰問合せ/反復問合せが出た過去問
DNSの再帰的な問合せを使ったサービス不能攻撃(DNS amp攻撃)の踏み台にされることを防止する対策はどれか。
正解:DNSサーバをキャッシュサーバとコンテンツサーバに分離し、インターネット側からキャッシュサーバに問合せできないようにする。
要点:DNS amp対策は外部からの再帰問合せを止めること
DNS amp攻撃は、送信元を詐称した問合せをオープンリゾルバへ送り、大きな応答を標的へ集中させる攻撃である。したがって、外部から自由に再帰問合せできる状態をなくすことが対策になる。キャッシュサーバとコンテンツサーバを分け、キャッシュサーバへはインターネット側から問い合わせられないようにすればよい。
出典:平成29年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問21(IPA)DNSの再帰的な問合せを使ったサービス妨害攻撃(DNSリフレクタ攻撃)の踏み台にされることを防止する対策はどれか。
正解:DNSサーバをキャッシュサーバとコンテンツサーバに分離し、インターネット側からキャッシュサーバに問合せできないようにする。
要点:リフレクタ攻撃対策は外部からの再帰問合せを止めること
DNSリフレクタ攻撃は、送信元を詐称した問合せをオープンリゾルバへ送り、大きな応答を標的へ集中させる攻撃である。踏み台にされないためには、外部から自由に再帰問合せができる状態をなくせばよい。キャッシュサーバとコンテンツサーバを分け、キャッシュサーバへはインターネット側から問い合わせられないようにする。
出典:令和1年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問21(IPA)DNSの再帰的な問合せを使ったサービス妨害攻撃(DNSリフレクタ攻撃)の踏み台にされないための対策はどれか。
正解:DNSサーバをDNSキャッシュサーバと権威DNSサーバに分離し、インターネット側からDNSキャッシュサーバに問合せできないようにする。
要点:オープンリゾルバをなくすことがDNS反射攻撃の踏み台対策
DNSリフレクタ攻撃の踏み台になるのは、外部の誰からでも再帰的問合せを受け付けてしまうオープンリゾルバである。キャッシュサーバ(再帰問合せに応じる)と権威サーバ(自ゾーンの応答だけ返す)を分離し、キャッシュサーバへの問合せは内部からだけに制限することで、踏み台にされることを防げる。
出典:令和4年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問21(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。