EAP-TLSとは?
EAP-TLSとは、サーバとクライアントの双方がデジタル証明書を提示して相互認証するEAP方式。パスワードを使わないためフィッシングや辞書攻撃に強いが、クライアント証明書の発行・失効管理が必要になる。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では4回出題されています(2018年度〜2023年度)。
いーえーぴー てぃーえるえす
EAP-TLSの意味
サーバとクライアントの双方がデジタル証明書を提示して相互認証するEAP方式。パスワードを使わないためフィッシングや辞書攻撃に強いが、クライアント証明書の発行・失効管理が必要になる。
EAP-TLSの具体例
社内のPCに端末証明書を配布し、証明書のないBYOD端末は無線LANに接続できないようにする。
EAP-TLSは試験でどう引っ掛けられる?
「クライアント証明書が必須」なのはEAP-TLS。PEAPやEAP-TTLSはサーバ証明書だけで、クライアントはID・パスワードでよい。
EAP-TLSと関連する用語
EAP-TLSが出た過去問
認証にクライアント証明書を用いるプロトコルはどれか。
正解:EAP-TLS
要点:EAP-TLSは証明書による相互認証を行う方式
EAP-TLSは、サーバとクライアントの双方がディジタル証明書を提示して相互認証を行う方式である。パスワードを用いないため盗聴や辞書攻撃に強い反面、利用者ごとにクライアント証明書を発行・配布・管理する必要があり、運用の負担は大きい。
出典:平成30年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問17(IPA)無線LANで使用される規格IEEE 802.1Xが定めているものはどれか。
正解:アクセスポイントがEAPを使用して、利用者を認証する枠組み
要点:802.1XはEAPを使うポートベース認証の枠組み
IEEE 802.1Xはポートベースのネットワークアクセス制御の規格で、認証が成功するまでそのポートでの通信を許さない仕組みを定める。無線LANではアクセスポイントがオーセンティケータとなり、端末(サプリカント)とRADIUSなどの認証サーバとの間でEAPのやり取りを中継する。認証方式そのものはEAP-TLSやPEAPなど個別に選べる。
出典:令和3年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問19(IPA)認証にクライアント証明書を必要とするプロトコルはどれか。
正解:EAP-TLS
要点:クライアント証明書が必須なのはEAP-TLS
EAP-TLSは、サーバとクライアントの双方がデジタル証明書を提示して相互に認証する方式で、クライアント証明書が必須である。パスワードを使わないため盗聴やリスト型攻撃に強い反面、利用者ごとに証明書を発行・配布・失効管理するPKIの運用が必要になる。他のEAP方式はサーバ証明書だけで済むものが多い。
出典:令和5年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問19(IPA)無線LANで使用される規格IEEE 802.1Xが定めているものはどれか。
正解:アクセスポイントがEAPを使用して、クライアントを認証する枠組み
要点:802.1XはEAPを用いたポートベース認証の枠組み
IEEE 802.1Xはポートベースのネットワークアクセス制御の規格で、認証に成功するまでそのポートを通じた通信を許可しない。無線LANではアクセスポイントがオーセンティケータとして働き、クライアント(サプリカント)とRADIUSなどの認証サーバとの間でEAPのやり取りを中継する。実際の認証方式はEAP-TLSやPEAPなどから選ぶ。
出典:令和5年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問21(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。