IEEE 802.1Qとは?
IEEE 802.1Qとは、イーサネットフレームに4オクテットのVLANタグを挿入して、1本のリンクで複数VLANのフレームを識別して運ぶ規格。タグは送信元MACアドレスの直後(タイプ/長さフィールドの前)に挿入され、TPID(0x8100)、優先度(PCP・3ビット)、CFI/DEI(1ビット)、VLAN ID(VID・12ビット)から成る。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2023年度)。
あいとりぷるいー はちまるにいてんいちきゅー
IEEE 802.1Qの意味
イーサネットフレームに4オクテットのVLANタグを挿入して、1本のリンクで複数VLANのフレームを識別して運ぶ規格。タグは送信元MACアドレスの直後(タイプ/長さフィールドの前)に挿入され、TPID(0x8100)、優先度(PCP・3ビット)、CFI/DEI(1ビット)、VLAN ID(VID・12ビット)から成る。
IEEE 802.1Qの具体例
スイッチ間をトランクポートで接続し、VLAN 10と20のフレームをタグ付きで1本のケーブルに相乗りさせる。
IEEE 802.1Qは試験でどう引っ掛けられる?
VIDは12ビットなので0〜4095の4096通りだが、0(優先度タグ用)と4095(予約)は使えず、実際に使えるVLANは4094個。タグ付きフレームの最大長は1518+4=1522オクテットになる。
IEEE 802.1Qと関連する用語
IEEE 802.1Qが出た過去問
IEEE 802.1Qで規定されたVLANのVID(VLAN Identifier)のビット長はどれか。
正解:12
要点:802.1QのVIDは12ビット、使えるVLANは4094個
IEEE802.1Qのタグは4バイトで、そのうちVLAN識別子(VID)は12ビットである。表現できる値は0〜4095だが、0と4095は予約されているため、実際に使えるVLAN番号は1〜4094の4094個となる。残りは優先度を示す3ビットなどに割り当てられている。
出典:平成29年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問4(IPA)IPネットワークにおいてIEEE 802.1Qで使用されるVLANタグは図のイーサネットフレームのどの位置に挿入されるか。
正解:②
要点:802.1Qタグは送信元MACアドレスの直後に4オクテット挿入される
IEEE 802.1QのVLANタグは4オクテットで、送信元MACアドレスの直後、すなわち本来タイプ/長さフィールドがあった位置に挿入される。先頭2オクテットにはタグ付きであることを示すTPID(0x8100)が入り、続く2オクテットのTCIにVLAN IDと優先度が格納される。元のタイプ/長さフィールドはタグの後ろへずれる。
出典:令和5年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問11(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。