エスカレーションとは?
エスカレーションとは、プロジェクト内で解決できない課題や対立を、権限を持つ上位者(スポンサ、ステアリングコミッティ)へ引き上げて判断を仰ぐこと。誰に、どの条件で、いつまでに上げるかを事前に定めておくことが要点。試験では、上げる判断の基準と、上げる前の準備が問われる。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では2回出題されています。
えすかれーしょん
エスカレーションの意味
プロジェクト内で解決できない課題や対立を、権限を持つ上位者(スポンサ、ステアリングコミッティ)へ引き上げて判断を仰ぐこと。誰に、どの条件で、いつまでに上げるかを事前に定めておくことが要点。試験では、上げる判断の基準と、上げる前の準備が問われる。
エスカレーションの具体例
業務部門とベンダで追加要件の費用負担が折り合わず、2回の協議で決着しなかった。「2回不調なら3営業日以内にスポンサへ」という規定に従い、論点・両案の費用と納期影響・PMの推奨案を1枚にまとめて上げた。決裁は当日中に下り、工程の停滞は3日で収まった。
エスカレーションは試験でどう引っ掛けられる?
「丸投げ」と混同されやすいが、選択肢と推奨案を用意せず状況だけ報告するのは引き上げではなく責任放棄。逆に、上げるのを避けて現場で抱え込み、手遅れになってから報告するのも同じくらい多い失敗で、遅らせた分だけ選択肢が減る。
エスカレーションと関連する用語
エスカレーションが出た過去問
JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)において、管理のプロセス群を構成するプロセスのうち、WBSが主要なインプットの一つとして示され…
正解:スコープの管理
要点:WBSはスコープの基準でありスコープの管理の入力になる
WBSはプロジェクトのスコープを階層的に分解した成果物であり、スコープが計画どおりに保たれているかを確認する際の基準になる。したがって管理プロセス群のうち、WBSを主要なインプットとするのはスコープの管理である。品質・変更・リスクの各管理は、それぞれ品質計画や変更要求、リスク登録簿などを主なインプットとする。
出典:令和4年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問3(IPA)ソフトウェア開発プロジェクトにおいてWBSを作成する目的として、適切なものはどれか。
正解:作業を,階層的に詳細化して,管理可能な大きさに細分化する。
要点:WBSは作業を階層分解し管理可能な大きさに細分化する
WBSは、プロジェクトで実施すべき作業を成果物の観点から階層的に分解し、見積りや進捗の管理ができる大きさのワークパッケージまで細分化した構造である。作業の抜け漏れを防ぎ、担当や責任を割り当てる土台になる。作業の順序関係やクリティカルパスの把握、日程の可視化は、この後に作るネットワーク図やガントチャートが担う。
出典:令和4年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問8(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。