リスク登録簿とは?
リスク登録簿とは、特定したリスクを、内容・発生確率・影響度・優先度・対応戦略・対応策・リスク責任者(リスクオーナー)・状態とともに記録した一覧。プロジェクトを通じて更新し続ける生きた文書。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2022年度)。
りすくとうろくぼ
リスク登録簿の意味
特定したリスクを、内容・発生確率・影響度・優先度・対応戦略・対応策・リスク責任者(リスクオーナー)・状態とともに記録した一覧。プロジェクトを通じて更新し続ける生きた文書。
リスク登録簿の具体例
「連携先の仕様確定遅延(発生確率中・影響大・優先度高・軽減・週次で進捗確認・責任者:連携チームリーダ)」といった記載。
リスク登録簿は試験でどう引っ掛けられる?
課題管理表との分岐点は「まだ起きていないか、もう起きているか」。リスク登録簿に載るのは発生が不確実な事象で、顕在化した時点で課題(イシュー)として課題管理表へ移して扱う。また、リスク責任者は必ずしもPMではなく、そのリスクを最も監視・対処できる担当者を割り当てる。
リスク登録簿と関連する用語
リスク登録簿が出た過去問
PMBOKによれば,プロジェクトリスクマネジメントにおける定性的リスク分析で実施することのうち,適切なものはどれか。
正解:リスクの発生確率と影響度を査定した結果に基づいて,リスク登録簿を更新する。
要点:定性的リスク分析は確率と影響度で優先順位を付け登録簿を更新する
定性的リスク分析は、特定済みの各リスクについて発生確率と影響度を評価し、確率・影響度マトリックスなどを用いて優先順位を付けるプロセスである。その査定結果はリスク登録簿に反映(更新)され、続く定量的リスク分析や対応計画の入力になる。数値モデルによる分析は行わない点が定量的リスク分析との違いである。
出典:平成28年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問14(IPA)JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)において、管理のプロセス群を構成するプロセスのうち、WBSが主要なインプットの一つとして示され…
正解:スコープの管理
要点:WBSはスコープの基準でありスコープの管理の入力になる
WBSはプロジェクトのスコープを階層的に分解した成果物であり、スコープが計画どおりに保たれているかを確認する際の基準になる。したがって管理プロセス群のうち、WBSを主要なインプットとするのはスコープの管理である。品質・変更・リスクの各管理は、それぞれ品質計画や変更要求、リスク登録簿などを主なインプットとする。
出典:令和4年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問3(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。