プロジェクトスポンサとは?
プロジェクトスポンサとは、プロジェクトに資金と資源を提供し、実施を承認・支援する上位の責任者。プロジェクト憲章を発行してPMに権限を与え、上位マネジメント層との調整やスコープ外の障害排除を担う。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2025年度)。
ぷろじぇくとすぽんさ
プロジェクトスポンサの意味
プロジェクトに資金と資源を提供し、実施を承認・支援する上位の責任者。プロジェクト憲章を発行してPMに権限を与え、上位マネジメント層との調整やスコープ外の障害排除を担う。
プロジェクトスポンサの具体例
部門横断の要員確保が難航したとき、PMからのエスカレーションを受けて役員会で調整をつける。
プロジェクトスポンサは試験でどう引っ掛けられる?
責任の対象がPMと違う。スポンサが負うのはビジネスケースの妥当性と投資対効果(ベネフィットの実現)、PMが負うのは成果物を制約内で完成させること。「日々のマネジメントを行う」「スケジュールを作る」はスポンサの役割ではない。
プロジェクトスポンサと関連する用語
プロジェクトスポンサが出た過去問
プロジェクトの開始を公式に承認する文書の作成を依頼された者の行動として,適切なものはどれか。
正解:プロジェクト憲章を作成し,プロジェクトスポンサに文書の承認を求めた。
要点:開始を公式承認する文書はプロジェクト憲章でスポンサが承認する
プロジェクトの開始を公式に承認する文書はプロジェクト憲章である。プロジェクト憲章はプロジェクトマネージャの任命と権限付与を含むため、プロジェクトマネージャではなく、資金を提供しプロジェクトを立ち上げる立場であるプロジェクトスポンサ(または外部の発足者)が承認する。
出典:平成28年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問4(IPA)あるプロジェクトのステークホルダとして、プロジェクトスポンサ、プロジェクトマネージャ、プロジェクトマネジメントオフィス及びプロジェクトマネジメントチームが存在す…
正解:プロジェクトマネジメントオフィス
要点:PMOは組織横断で標準化・教育・計画支援・監視を担う
JIS Q 21500におけるプロジェクトマネジメントオフィス(PMO)は、個別プロジェクトを直接指揮するのではなく、組織横断的な支援を担う組織体である。標準的な手法や様式の整備、要員への教育訓練、計画策定の支援、複数プロジェクトの監視・報告などがその典型的な役割にあたる。個々のプロジェクトの日々の指揮はプロジェクトマネージャ、経営的な承認や資源提供はプロジェクトスポンサの役割であり、区別して覚える。
出典:令和1年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問1(IPA)あるプロジェクトのステークホルダとして、プロジェクトスポンサ、プロジェクトマネージャ、プロジェクトマネジメントオフィス及びプロジェクトマネジメントチームが存在す…
正解:プロジェクトマネジメントオフィス
要点:PMOは組織横断で標準化・教育訓練・監視を担う
JIS Q 21500におけるプロジェクトマネジメントオフィス(PMO)は、個別プロジェクトを指揮するのではなく組織横断的な支援を担う組織体である。手法や様式の標準化、要員への教育訓練、複数プロジェクトの計画支援や監視といった役割がこれにあたる。日々の指揮はプロジェクトマネージャ、経営的な承認や資源提供はプロジェクトスポンサの役割である。
出典:令和3年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問1(IPA)JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば、プロジェクトガバナンスを維持する責任は誰にあるか。
正解:プロジェクトを許可し、経営的決定を下すプロジェクトスポンサ、又は上級レベルでの指導を行うプロジェクト運営委員会
要点:ガバナンス維持の責任はスポンサや運営委員会にある
JIS Q 21500では、プロジェクトガバナンスは組織のガバナンスの一部であり、その維持に責任を負うのはプロジェクトを認可して経営的な決定を下すプロジェクトスポンサ、または上級レベルで指導を行うプロジェクト運営委員会(ステアリングコミッティ)であるとされている。プロジェクトマネージャは定められた枠組みの中で日々のマネジメントを担う立場であり、ガバナンスそのものを維持する責任者ではない。
出典:令和7年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問1(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。