プロジェクトマネージャとは?
プロジェクトマネージャとは、プロジェクト目標の達成に責任をもち、計画・実行・監視コントロールを統括する責任者。スコープ・時間・コスト・品質などの制約条件のバランスを取りながら、ステークホルダの期待をマネジメントする。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では9回出題されています(2016年度〜2025年度)。
ぷろじぇくとまねーじゃ
プロジェクトマネージャの意味
プロジェクト目標の達成に責任をもち、計画・実行・監視コントロールを統括する責任者。スコープ・時間・コスト・品質などの制約条件のバランスを取りながら、ステークホルダの期待をマネジメントする。
プロジェクトマネージャの具体例
進捗遅延に対して、要員追加(クラッシング)と作業の並行化(ファストトラッキング)のコスト/リスクを比較し、スポンサの承認を得て対策を決める。
プロジェクトマネージャは試験でどう引っ掛けられる?
プロジェクト憲章を「作成する」のはスポンサ側の権限であり、PMは作成を支援・依頼される立場。PMを任命するのも憲章の役割。
プロジェクトマネージャと関連する用語
プロジェクトマネージャが出た過去問
プロジェクトの開始を公式に承認する文書の作成を依頼された者の行動として,適切なものはどれか。
正解:プロジェクト憲章を作成し,プロジェクトスポンサに文書の承認を求めた。
要点:開始を公式承認する文書はプロジェクト憲章でスポンサが承認する
プロジェクトの開始を公式に承認する文書はプロジェクト憲章である。プロジェクト憲章はプロジェクトマネージャの任命と権限付与を含むため、プロジェクトマネージャではなく、資金を提供しプロジェクトを立ち上げる立場であるプロジェクトスポンサ(または外部の発足者)が承認する。
出典:平成28年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問4(IPA)プロジェクトのリスクを,デルファイ法を利用して抽出しているものはどれか。
正解:複数のお互いに関係がないステークホルダやプロジェクトマネージャにアンケートを行い,その結果を要約する。さらに,要約結果を用いてアンケートを行い,結果を要約することを繰り返してリスクをまとめる。
要点:デルファイ法は匿名アンケートの反復で専門家の意見を収束させる
デルファイ法は、複数の専門家に匿名で個別にアンケートを行い、その集計結果を回答者へ戻して再びアンケートを行う、という手順を繰り返して意見を収束させる技法である。専門家同士を対面させないため、声の大きい人や権威者に引きずられるバイアスを避けられる点が特徴である。
出典:平成28年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問13(IPA)プロジェクトマネジメントにおけるプロジェクト憲章の説明として、適切なものはどれか。
正解:プロジェクトを正式に承認する文書であり、プロジェクトマネージャを特定して適切な責任と権限を明確にし、ビジネスニーズ、目標、期待される結果などを明確にした文書
要点:プロジェクト憲章は正式承認とPMへの権限付与を行う文書
プロジェクト憲章は、プロジェクトの存在を組織として正式に承認する文書である。プロジェクトマネージャを特定して権限と責任を与えるとともに、ビジネスニーズ、目標、期待される成果、概略のスケジュールや予算などを記す。以降のすべての計画は、この憲章を出発点として作られる。
出典:平成30年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問2(IPA)あるプロジェクトのステークホルダとして、プロジェクトスポンサ、プロジェクトマネージャ、プロジェクトマネジメントオフィス及びプロジェクトマネジメントチームが存在す…
正解:プロジェクトマネジメントオフィス
要点:PMOは組織横断で標準化・教育・計画支援・監視を担う
JIS Q 21500におけるプロジェクトマネジメントオフィス(PMO)は、個別プロジェクトを直接指揮するのではなく、組織横断的な支援を担う組織体である。標準的な手法や様式の整備、要員への教育訓練、計画策定の支援、複数プロジェクトの監視・報告などがその典型的な役割にあたる。個々のプロジェクトの日々の指揮はプロジェクトマネージャ、経営的な承認や資源提供はプロジェクトスポンサの役割であり、区別して覚える。
出典:令和1年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問1(IPA)プロジェクトマネジメントにおけるプロジェクト憲章の説明として、適切なものはどれか。
正解:プロジェクトを正式に許可する文書であり、プロジェクトマネージャを特定して適切な責任と権限を明確にし、ビジネスニーズ、目標、期待される結果などを明確にした文書
要点:プロジェクト憲章はプロジェクトを公式に認可しPMに権限を与える
プロジェクト憲章は、プロジェクトを組織として正式に認可する文書である。プロジェクトマネージャを指名してその責任と権限を与え、ビジネスニーズや目標、期待される結果を示す点が要点で、立ち上げ段階でスポンサが発行する。計画の詳細やスコープの細部は、この後に作るマネジメント計画書やスコープ記述書で定める。
出典:令和2年度 10月 プロジェクトマネージャ試験 am2 問3(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。