ホイッスルブローイング(内部告発)とは?
ホイッスルブローイング(内部告発)とは、組織内部の者が、公衆の安全や公共の利益を害する不正・危険を、組織内の通常の手段では是正できないと判断して外部へ通報すること。技術者倫理では、公衆の安全・健康・福利を最優先する義務の帰結として位置づけられる。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2021年度〜2025年度)。
ほいっするぶろーいんぐ
ホイッスルブローイング(内部告発)の意味
組織内部の者が、公衆の安全や公共の利益を害する不正・危険を、組織内の通常の手段では是正できないと判断して外部へ通報すること。技術者倫理では、公衆の安全・健康・福利を最優先する義務の帰結として位置づけられる。
ホイッスルブローイング(内部告発)の具体例
重大な安全上の欠陥を上長に繰り返し報告しても是正されないため、監督官庁へ通報する。
ホイッスルブローイング(内部告発)は試験でどう引っ掛けられる?
私的な不満や報復目的の告発は該当しない。また公益通報者保護制度の運用では、通報者の秘密保持と不利益取扱いの禁止が要点で、通報者を特定して処遇に反映することは許されない。
ホイッスルブローイング(内部告発)と関連する用語
ホイッスルブローイング(内部告発)が出た過去問
技術者倫理におけるホイッスルブローイングの説明として、適切なものはどれか。
正解:法令又は社会的規範を逸脱する行為を第三者などに知らしめること
要点:ホイッスルブローイングは組織の不正を第三者に知らせる内部告発
ホイッスルブローイング(内部告発)は、所属する組織の中で法令違反や社会規範から外れた行為が行われていることを、組織の外部や監督機関などの第三者に知らせる行為である。技術者倫理では、組織への忠誠と公衆の安全との間で葛藤が生じたときの最終的な手段として位置付けられ、日本では公益通報者保護法が通報者の保護を定めている。
出典:令和3年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問22(IPA)組織において、公益通報制度を運用する際に留意すべきこととして、適切なものはどれか。
正解:公益通報制度について、利用方法の教育を行うとともに周知徹底を図らなければならない。
要点:公益通報制度は教育と周知があって初めて機能する
公益通報者保護の実効性を確保するには、制度が用意されているだけでなく、従業員がその存在と使い方を知っていることが前提になる。したがって組織は利用方法の教育を行い、周知徹底を図る必要がある。窓口を社外に置くことや匿名での通報を受け付けることは妨げられておらず、むしろ通報しやすさの観点から望ましい場合もある。
出典:令和7年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問22(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。