段階的詳細化(漸進的詳細化)とは?
段階的詳細化(漸進的詳細化)とは、情報が乏しい初期は計画を粗く定め、進行に伴って判明した情報で継続的に具体化していく進め方。プロジェクトの本質的な特性とされ、初期見積りには幅があること(不確実性のコーン)を前提に管理する考え方につながる。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では1回出題されています。
だんかいてきしょうさいか
段階的詳細化(漸進的詳細化)の意味
情報が乏しい初期は計画を粗く定め、進行に伴って判明した情報で継続的に具体化していく進め方。プロジェクトの本質的な特性とされ、初期見積りには幅があること(不確実性のコーン)を前提に管理する考え方につながる。
段階的詳細化(漸進的詳細化)の具体例
企画時点の概算は−25%〜+75%の幅で示し、要件定義後に−10%〜+25%、基本設計後に±10%へ収束させる。ステークホルダには段階ごとに幅を提示し、幅が縮まった時点で予算の再確認を行うと合意が壊れにくい。
段階的詳細化(漸進的詳細化)は試験でどう引っ掛けられる?
ローリングウェーブ計画法との違いが問われる。段階的詳細化は考え方・性質を指し、ローリングウェーブはそれを実践する具体的な計画技法。「初期見積りの数値をそのまま最終予算とする」運用は、この性質を無視した誤り。
段階的詳細化(漸進的詳細化)と関連する用語
段階的詳細化(漸進的詳細化)が出た過去問
PMBOKガイド第5版によれば,プロジェクトスコープマネジメントにおいて,WBSの作成に用いるローリングウェーブ計画法の説明はどれか。
正解:将来実施予定の作業については,上位レベルのWBSにとどめておき,詳細が明確になってから,要素分解して詳細なWBSを作成する。
要点:ローリングウェーブ法は直近だけ詳細化し先は概略のまま置く
ローリングウェーブ計画法は段階的詳細化の一形態で、近い将来の作業は詳細なレベルまで要素分解し、先の作業は上位レベルのまま置いておく。情報が明らかになった時点でその部分を詳細化していくため、不確実な段階で無理に細部を決め込むことによる手戻りを避けられる。
出典:平成29年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問4(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。