運用テスト(受入テスト)とは?
運用テスト(受入テスト)とは、実際の利用者が、本番に近い環境と業務手順で、システムが業務目的を果たすかを確かめる最終段階のテスト。判定するのは発注者側であり、合否が検収と支払の根拠になる。試験では、実施主体・判定基準・実施環境を誰が用意するかが問われる。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2018年度)。
うんようてすと(うけいれてすと)
運用テスト(受入テスト)の意味
実際の利用者が、本番に近い環境と業務手順で、システムが業務目的を果たすかを確かめる最終段階のテスト。判定するのは発注者側であり、合否が検収と支払の根拠になる。試験では、実施主体・判定基準・実施環境を誰が用意するかが問われる。
運用テスト(受入テスト)の具体例
月次締めの業務を、実際の担当者が現行と新システムの両方で並行実施し、出力帳票の一致と所要時間を確認した。事前に「重大欠陥ゼロ、中程度は回避策があれば可、締め処理が4時間以内」という合否基準を契約書の別紙で合意していたため、判定で紛糾せずに済んだ。
運用テスト(受入テスト)は試験でどう引っ掛けられる?
ベンダが実施するテストと混同しやすい。運用テストの主体は利用者側で、ベンダが代行すると「使えるか」の検証にならない。また合否基準を事前に文書化していないと、軽微な不具合を理由に検収が止まり、支払と保守開始が宙に浮く事態を招く。
運用テスト(受入テスト)と関連する用語
運用テスト(受入テスト)が出た過去問
ベンダX社に対して,図に示すように要件定義フェーズから運用テストフェーズまでを委託したい。X社との契約に当たって,"情報システム・モデル取引・契約書"に照らし,…
正解:a, d
要点:要件定義と運用テストは準委任型、設計〜テストは請負型が基本
情報システム・モデル取引・契約書では、成果物の完成に責任を負わせにくいフェーズを準委任型としている。要件定義はユーザ側が主体となって要件を固める作業であり、運用テストもユーザが自らの業務観点で確認する作業なので、いずれも準委任型が適切とされる。内部設計から結合・システムテストまでは成果物が明確なため請負型が基本になる。
出典:平成29年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問21(IPA)共通フレーム2013におけるシステム開発プロセスのアクティビティであるシステム適格性確認テストの説明として、最も適切なものはどれか。
正解:システム要件について実装の適合性をテストし、システムの納入準備ができているかどうかを評価する。
要点:システム適格性確認テストは要件への適合と納入準備を評価する
システム適格性確認テストは、システム要件として定めた事項が実装されているかを検証し、システムが納入できる状態にあるかどうかを評価するアクティビティである。開発側が要件充足を確認する段階であり、利用者が実運用環境で用途を満たすかを確かめる運用テストとは目的が異なる。
出典:平成30年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問16(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。