JIS X 25010(製品品質モデル)とは?
JIS X 25010(製品品質モデル)とは、ソフトウェア製品の品質を、機能適合性・性能効率性・互換性・使用性・信頼性・セキュリティ・保守性・移植性の8特性で表すモデル。各特性はさらに副特性に分かれる。
システムアーキテクト試験の過去問では5回出題されています(2016年度〜2023年度)。
じすえっくす25010
JIS X 25010(製品品質モデル)の意味
ソフトウェア製品の品質を、機能適合性・性能効率性・互換性・使用性・信頼性・セキュリティ・保守性・移植性の8特性で表すモデル。各特性はさらに副特性に分かれる。
JIS X 25010(製品品質モデル)の具体例
「必要な機能が備わっているか」は機能適合性、「復旧のしやすさ」は信頼性の副特性である回復性で評価する。
JIS X 25010(製品品質モデル)は試験でどう引っ掛けられる?
製品品質モデル(8特性)と、利用時の品質モデル(有効性・効率性・満足性・リスク回避性・利用状況網羅性)は別の枠組み。設問がどちらを指すか読み分ける。
JIS X 25010(製品品質モデル)と関連する用語
JIS X 25010(製品品質モデル)が出た過去問
JIS X 25010:2013におけるシステムの利用時の品質特性の一つである、効率性の説明はどれか。
正解:利用者が特定の目標を達成するための正確さ及び完全さに関連して、使用した資源の度合い
要点:効率性は成果に対して費やした資源の度合いを表す
JIS X 25010の利用時の品質モデルにおける効率性は、利用者が目標を達成する際の正確さや完全さに対して、どれだけの資源(時間、労力、コストなど)を費やしたかを表す特性である。同じ成果をより少ない資源で得られるほど効率性が高い。成果そのものの正確さや完全さは有効性が表す。
出典:平成28年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問8(IPA)JIS X 25010:2013(システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)-システム及びソフトウェア品質モデル)で定義されたシステム及び/…
正解:機能適合性とは、明示された状況下で使用するとき、明示的ニーズ及び暗黙のニーズを満足させる機能を、製品又はシステムが提供する度合いのことである。
要点:機能適合性は明示的・暗黙のニーズを満たす機能提供の度合い
JIS X 25010の製品品質モデルは、機能適合性・性能効率性・互換性・使用性・信頼性・セキュリティ・保守性・移植性の八つの品質特性から成る。機能適合性は、明示された状況下で明示的ニーズと暗黙のニーズを満たす機能を提供する度合いと定義されており、アの記述がこれに一致する。
出典:平成30年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問6(IPA)ソフトウェアの使用性を向上させる施策として、適切なものはどれか。
正解:オンラインヘルプを充実させ、利用方法を理解しやすくする。
要点:使用性は理解しやすさ・習得しやすさ・操作しやすさの品質
使用性(ユーザビリティ)は、利用者が目的を達成する際の分かりやすさ、習得しやすさ、操作しやすさに関する品質特性である。オンラインヘルプの充実は、利用者が使い方を理解する助けとなるため使用性の向上に直結する。他の選択肢は互換性・機能適合性・信頼性の向上策である。
出典:令和1年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問6(IPA)JIS X 25010:2013(システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)-システム及びソフトウェア品質モデル)で規定された品質副特性の説…
正解:中断時又は故障時に、製品又はシステムが直接的に影響を受けたデータを回復し、システムを希望する状態に復元することができる度合い
要点:回復性は信頼性の副特性で復旧のしやすさを表す
JIS X 25010の信頼性には、成熟性・可用性・障害許容性(フォールトトレランス)・回復性の四つの副特性がある。中断や故障の際に影響を受けたデータを復旧し、システムを望む状態に戻せる度合いは回復性であり、信頼性に分類される。
出典:令和3年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問10(IPA)JIS X 25010:2013(システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)-システム及びソフトウェア品質モデル)で定義されたシステム及び/…
正解:機能適合性とは、明示された状況下で使用するとき、明示的ニーズ及び暗黙のニーズを満足させる機能を、製品又はシステムが提供する度合いのことである。
要点:機能適合性は必要な機能を備えている度合いを表す特性
機能適合性は、明示された状況で使ったときに、明示的なニーズと暗黙のニーズを満たす機能を製品やシステムが提供する度合いを表す品質特性で、機能完全性・機能正確性・機能適切性の副特性から成る。製品品質モデルの八つの特性のうち、「求められる機能がそろっているか」を扱う特性である。
出典:令和5年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問8(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。