J-CSIP/J-CRATとは?
J-CSIP/J-CRATとは、J-CSIP(サイバー情報共有イニシアティブ)はIPAを情報のハブとして、参加組織が受けた標的型攻撃の情報を匿名化して集約・共有し、他組織の被害を防ぐ枠組み。J-CRAT(サイバーレスキュー隊)は標的型攻撃を受けた組織からの相談に応じ、被害の分析と対策を支援する活動。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2021年度)。
じぇーしっぷ、じぇいくらーと
J-CSIP/J-CRATの意味
J-CSIP(サイバー情報共有イニシアティブ)はIPAを情報のハブとして、参加組織が受けた標的型攻撃の情報を匿名化して集約・共有し、他組織の被害を防ぐ枠組み。J-CRAT(サイバーレスキュー隊)は標的型攻撃を受けた組織からの相談に応じ、被害の分析と対策を支援する活動。
J-CSIP/J-CRATの具体例
取引先を装う標的型メールを受信した。添付の検体とヘッダを匿名化してJ-CSIPへ提供したところ、同業3社にも同じ送信元から届いていると共有され、当該ドメインを全社で遮断した。感染が広がり自社で手に負えない段階では、J-CRATに相談して分析支援を受ける。
J-CSIP/J-CRATは試験でどう引っ掛けられる?
2つを逆に覚えやすい。J-CSIPは平時の情報共有(参加組織が受けた攻撃情報を匿名化して共有)、J-CRATは被害が出た組織を支援するレスキュー活動。どちらもIPAの取組みであって、JPCERT/CCの事業ではない。
J-CSIP/J-CRATと関連する用語
J-CSIP/J-CRATが出た過去問
“サイバー情報共有イニシアティブ(J-CSIP)”の説明はどれか。
正解:検知したサイバー攻撃の情報を公的機関に集約し,高度なサイバー攻撃対策につなげていく取組み
要点:J-CSIPは攻撃情報を集約・共有する官民の枠組み
J-CSIPは、標的型攻撃などで検知した攻撃情報をIPAという公的機関に集約し、参加組織間で匿名化して共有することで、業界横断の対策強化につなげる取組みです。個社では見えない攻撃の全体像を把握することが狙いです。
出典:平成28年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問10(IPA)サイバー情報共有イニシアティブ(J-CSIP)の説明として,適切なものはどれか。
正解:標的型サイバー攻撃などに関する情報を参加組織間で共有し,高度なサイバー攻撃対策につなげる取組み
要点:J-CSIPは標的型攻撃の情報を組織間で共有する枠組み
J-CSIPはIPAが情報ハブとなり、重要インフラ機器製造業などの参加組織から寄せられた標的型攻撃のメール検体や不審な通信の情報を集約し、匿名化したうえで参加組織へ還元する枠組みである。一組織では点にしか見えない攻撃も、共有すれば同一キャンペーンとして把握でき、早期の防御につながる。名称のとおり「情報共有」が本質である。
出典:平成30年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問10(IPA)サイバー情報共有イニシアティブ(J-CSIP)の説明として,適切なものはどれか。
正解:標的型サイバー攻撃などに関する情報を参加組織間で共有し,高度なサイバー攻撃対策につなげる取組
要点:J-CSIPはIPAを軸に標的型攻撃情報を共有する枠組み
J-CSIP(サイバー情報共有イニシアティブ)は、IPAを情報のハブとして、重要インフラ機器製造業などの参加組織が標的型攻撃メールなどの情報を持ち寄り、匿名化したうえで参加者間に還元する枠組みである。単独の組織では見えない攻撃の傾向を早期に共有し、対策に結び付けることを狙う。監査結果の共有やバックアップの相互提供、製品評価の公開を行う制度ではない。
出典:令和3年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問9(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。