SAMLとは?
SAMLとは、認証情報・属性情報・認可情報を、異なるセキュリティドメインの間でXML形式により安全に交換するためのOASIS策定の標準仕様。IdP(Identity Provider)が発行する署名付きアサーションを、SP(Service Provider)が検証して利用者を受け入れる。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では11回出題されています(2016年度〜2025年度)。
さむる
SAMLの意味
認証情報・属性情報・認可情報を、異なるセキュリティドメインの間でXML形式により安全に交換するためのOASIS策定の標準仕様。IdP(Identity Provider)が発行する署名付きアサーションを、SP(Service Provider)が検証して利用者を受け入れる。
SAMLの具体例
社内のIdPで認証した社員が、SaaS(SP)へリダイレクト経由でアサーションを提示し、SaaS側でIDとパスワードを入力せずにログインできる。
SAMLは試験でどう引っ掛けられる?
SAMLは「認証プロトコル」というより認証結果の表明(アサーション)を交換する枠組み。SPは自前で利用者のパスワードを持たない。
SAMLと関連する用語
SAMLが出た過去問
標準化団体OASISが,Webサイト間で認証,属性及び認可の情報を安全に交換するために策定したフレームワークはどれか。
正解:SAML
要点:SAMLは認証・属性・認可情報をXMLで安全に交換
SAMLは、OASISが策定した、認証・属性・認可の情報をXML形式で異なるドメイン間で安全にやり取りするためのフレームワークです。これによりシングルサインオンを実現できます。
出典:平成28年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問4(IPA)標準化団体OASISが,Webサイト間で認証,属性及び認可の情報を安全に交換するために策定したフレームワークはどれか。
正解:SAML
要点:SAMLはOASIS策定の認証・認可情報交換の枠組み
SAMLはOASISが策定したXMLベースのフレームワークで、認証・属性・認可の情報をアサーションという形式で異なるドメイン間でやり取りする。これによりシングルサインオンが実現でき、IdP(ID提供者)とSP(サービス提供者)の間で信頼関係を結ぶ構成をとる。
出典:平成29年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問3(IPA)標準化団体OASISが,Webサイトなどを運営するオンラインビジネスパートナ間で認証,属性及び認可の情報を安全に交換するために策定したものはどれか。
正解:SAML
要点:SAMLは認証・属性・認可の情報を安全に交換する標準
SAMLはOASISが策定したXMLベースの標準で、認証、属性、認可に関する情報(アサーション)を異なるドメインのシステム間で安全にやり取りするための仕様である。これによりドメインをまたぐシングルサインオンが実現できる。
出典:令和1年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問3(IPA)SAML(Security Assertion Markup Language)の説明として、最も適切なものはどれか。
正解:認証情報に加え、属性情報とアクセス制御情報を異なるドメインに伝達するためのWebサービスの仕様
要点:SAMLは認証・属性・認可をドメイン間で伝える仕様
SAMLは、認証結果や利用者の属性、アクセス可否の判断をアサーションと呼ばれるXML文書で表現し、異なる組織やドメインの間で安全にやり取りするための標準仕様である。IdP(認証を行う側)とSP(サービスを提供する側)が信頼関係を結ぶことで、ドメインをまたいだシングルサインオンやフェデレーションが実現できる。認証・属性・認可の三種のアサーションを扱える点が要点である。
出典:令和2年度 10月 情報処理安全確保支援士試験 am2 問2(IPA)シングルサインオンの実装方式の一つであるSAML認証の特徴はどれか。
正解:IdP(Identity Provider)がSP(Service Provider)の認証要求によって利用者認証を行い、認証成功後に発行されるアサーションをSPが検証し、問題がなければクライアントがSPにアクセスする。
要点:SAMLはIdPの署名付きアサーションをSPが検証して認証する
SAML認証では、サービスを提供するSPが利用者の認証をIdPに委ねる。SPからの認証要求を受けたIdPが利用者を認証し、その結果を署名付きのアサーションとして返す。SPは署名を検証してアサーションの正当性を確かめ、問題がなければアクセスを許可する。組織やドメインをまたいで信頼関係を結べるため、クラウドサービス間のシングルサインオンで広く使われる。
出典:令和3年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問4(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。