OpenID Connectとは?
OpenID Connectとは、OAuth 2.0を土台に、認証結果を表すIDトークン(JWT形式で署名付き)を追加した認証の仕様。SAMLと同様のフェデレーションをHTTP/JSONベースで実現し、モバイルアプリとの親和性が高い。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では2回出題されています(2023年度〜2025年度)。
おーぷんあいでぃーこねくと
OpenID Connectの意味
OAuth 2.0を土台に、認証結果を表すIDトークン(JWT形式で署名付き)を追加した認証の仕様。SAMLと同様のフェデレーションをHTTP/JSONベースで実現し、モバイルアプリとの親和性が高い。
OpenID Connectの具体例
会員サイトにスマホアプリを追加する際、SAMLではなくOpenID Connectを採用した。IDトークンのiss・aud・nonceと署名を必ず検証し、有効期限は10分に設定。アクセストークンを認証の証拠に流用しないことを実装規約へ明記した。
OpenID Connectは試験でどう引っ掛けられる?
OAuth 2.0と役割が逆転しやすい。OAuth 2.0は認可(API利用の委譲)の枠組み、OIDCがその上に載せた認証の仕様。認証の証拠になるのは署名付きのIDトークンであって、アクセストークンを「ログインした証拠」に流用してはいけない(トークンすり替え攻撃が成立する)。
OpenID Connectと関連する用語
OpenID Connectが出た過去問
OAuth 2.0に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:認可を行うためのプロトコルであり、認可サーバが、利用者(リソースオーナー)の許可を得て、サービス(クライアント)に対し、適切な権限を付与するためのものである。
要点:OAuth2.0は資格情報を渡さず権限だけを委譲する認可の仕組み
OAuth 2.0は、リソースの持ち主が自分の資格情報をサービスに渡すことなく、限定した権限だけを第三者のアプリケーションに委譲するための認可のプロトコルである。リソースオーナーの同意を受けて認可サーバがアクセストークンを発行し、クライアントはそのトークンを提示してリソースサーバへアクセスする。利用者が誰であるかを確かめる認証の仕組みではなく、認証まで扱う場合はOpenID Connectを重ねて用いる。
出典:令和5年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問14(IPA)OAuth 2.0に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:認可を行うためのプロトコルであり、認可サーバが、利用者(リソースオーナー)の許可を得て、サービス(クライアント)に対し、適切な権限を付与するためのものである。
要点:OAuth 2.0は認証ではなくアクセス権限を委譲する認可の仕組み
OAuth 2.0は認可(アクセス権限の委譲)のためのプロトコルです。リソースオーナーが同意すると、認可サーバはクライアントに対してアクセストークンを発行し、クライアントはそのトークンの範囲内でリソースサーバのAPIを利用できます。利用者本人であることを確認する認証は本来の目的ではなく、認証を扱いたい場合はOAuth 2.0を土台に拡張したOpenID Connectを用います。
出典:令和7年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問16(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。