保守性とは?
保守性とは、JIS X 25010の主特性の1つで、修正のしやすさを表す。副特性はモジュール性、再利用性、解析性、修正性、試験性。長期に使う基幹システムでは総保有コストを左右するため、方式設計の段階で構造として作り込む対象になる。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2025年度)。
ほしゅせい
保守性の意味
JIS X 25010の主特性の1つで、修正のしやすさを表す。副特性はモジュール性、再利用性、解析性、修正性、試験性。長期に使う基幹システムでは総保有コストを左右するため、方式設計の段階で構造として作り込む対象になる。
保守性の具体例
制度改正で税率が変わる箇所を設定ファイルへ外出しし(修正性)、業務ロジックを層で分離して影響範囲を追えるようにし(モジュール性・解析性)、自動テストで回帰確認できる状態を作る(試験性)ことを非機能要件として定義する。
保守性は試験でどう引っ掛けられる?
稼働後の運用体制や要員数の話に流れがちだが、品質特性としての保守性は製品そのものの性質。また試験性は「テストしてあること」ではなく「テストしやすい構造か」を指す。使用性とは対象(利用者か保守者か)が違う。
保守性と関連する用語
保守性が出た過去問
システムの信頼性指標に関する記述として,適切なものはどれか。
正解:MTTRは,システムの修復に費やす平均時間を示している。
要点:MTBFは平均故障間隔、MTTRは平均修復時間
MTTR(Mean Time To Repair)は平均修復時間であり、故障してから修復が完了するまでに要する時間の平均を表す保守性の指標である。稼働率はMTBF÷(MTBF+MTTR)で求める。
出典:平成29年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問45(IPA)システムの信頼性指標であるRASISの、安全性を除く四つに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:Rの信頼性は、システムのMTBFによって表す。
要点:RASISは信頼性=MTBF、可用性=稼働率、保守性=MTTR
RASISは信頼性・可用性・保守性・完全性・安全性の頭文字です。信頼性(Reliability)は故障しにくさを表し、平均故障間隔であるMTBFが代表的な指標になります。したがって、信頼性をMTBFで表すとした記述が適切です。
出典:令和7年度 (公開問題) 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問10(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。