RASISとは?
RASISとは、システムの総合的な品質を表す5つの観点の頭字語。信頼性、可用性、保守性、保全性(完全性)、機密性を指す。単に「壊れにくい」だけでなく、直しやすさやデータの正しさ、情報の守り方まで含めて評価する枠組みとして問われる。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では2回出題されています(2024年度〜2025年度)。
れいしす
RASISの意味
システムの総合的な品質を表す5つの観点の頭字語。信頼性、可用性、保守性、保全性(完全性)、機密性を指す。単に「壊れにくい」だけでなく、直しやすさやデータの正しさ、情報の守り方まで含めて評価する枠組みとして問われる。
RASISの具体例
新しい業務システムの提案を比較する際、故障間隔の長さだけでなく、部品交換にかかる時間、障害時にデータが失われない仕組み、アクセス権の細かさまで表にして評価した。総額は高いが復旧の速さで勝る案を採用した。
RASISは試験でどう引っ掛けられる?
信頼性(故障しにくさ)と可用性(使いたいときに使えること)は別物で、故障しても素早く直せば可用性は保てる。それぞれの代表指標がMTBF・稼働率・MTTRと対応する点も取り違えやすい。
RASISと関連する用語
RASISが出た過去問
システムの信頼性指標としてRASISがある。そのうちのAは可用性を表し,システムのサービス時間など,ある一定期間でのシステムの機能を維持する度合いを表している。…
正解:MTBFを2倍にして,MTTRは変えない。
要点:稼働率はMTBF÷(MTBF+MTTR)、MTBFを伸ばせば向上する
可用性は稼働率で表され、MTBF÷(MTBF+MTTR)で求められます。分子となるMTBFが大きくなるほど、また分母に効くMTTRが小さくなるほど稼働率は高くなります。MTTRを変えずにMTBFだけを2倍にすれば稼働率は確実に上がります。
出典:令和6年度 (公開問題) 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問9(IPA)システムの信頼性指標であるRASISの、安全性を除く四つに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:Rの信頼性は、システムのMTBFによって表す。
要点:RASISは信頼性=MTBF、可用性=稼働率、保守性=MTTR
RASISは信頼性・可用性・保守性・完全性・安全性の頭文字です。信頼性(Reliability)は故障しにくさを表し、平均故障間隔であるMTBFが代表的な指標になります。したがって、信頼性をMTBFで表すとした記述が適切です。
出典:令和7年度 (公開問題) 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問10(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。