MTBF・MTTRとは?
MTBF・MTTRとは、MTBFは故障から次の故障までの平均稼働時間で信頼性の高さを示す指標。MTTRは故障が発生してから修理が完了するまでの平均時間で保守性の高さを示す指標。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2025年度)。
エムティービーエフ・エムティーティーアール
MTBF・MTTRの意味
MTBFは故障から次の故障までの平均稼働時間で信頼性の高さを示す指標。MTTRは故障が発生してから修理が完了するまでの平均時間で保守性の高さを示す指標。
MTBF・MTTRの具体例
MTBFが長くMTTRが短いシステムほど稼働率が高くなる。稼働率は「MTBF ÷(MTBF+MTTR)」で求められる。
MTBF・MTTRは試験でどう引っ掛けられる?
MTBFは「故障しにくさ」、MTTRは「直りやすさ」を表すという役割の違いを取り違えやすい。稼働率の計算式でMTBFとMTTRを逆にしないよう注意が必要。
MTBF・MTTRと関連する用語
MTBF・MTTRが出た過去問
システムの信頼性指標に関する記述として,適切なものはどれか。
正解:MTTRは,システムの修復に費やす平均時間を示している。
要点:MTBFは平均故障間隔、MTTRは平均修復時間
MTTR(Mean Time To Repair)は平均修復時間であり、故障してから修復が完了するまでに要する時間の平均を表す保守性の指標である。稼働率はMTBF÷(MTBF+MTTR)で求める。
出典:平成29年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問45(IPA)システムの信頼性指標としてRASISがある。そのうちのAは可用性を表し,システムのサービス時間など,ある一定期間でのシステムの機能を維持する度合いを表している。…
正解:MTBFを2倍にして,MTTRは変えない。
要点:稼働率はMTBF÷(MTBF+MTTR)、MTBFを伸ばせば向上する
可用性は稼働率で表され、MTBF÷(MTBF+MTTR)で求められます。分子となるMTBFが大きくなるほど、また分母に効くMTTRが小さくなるほど稼働率は高くなります。MTTRを変えずにMTBFだけを2倍にすれば稼働率は確実に上がります。
出典:令和6年度 (公開問題) 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問9(IPA)システムの信頼性指標であるRASISの、安全性を除く四つに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:Rの信頼性は、システムのMTBFによって表す。
要点:RASISは信頼性=MTBF、可用性=稼働率、保守性=MTTR
RASISは信頼性・可用性・保守性・完全性・安全性の頭文字です。信頼性(Reliability)は故障しにくさを表し、平均故障間隔であるMTBFが代表的な指標になります。したがって、信頼性をMTBFで表すとした記述が適切です。
出典:令和7年度 (公開問題) 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問10(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。