冗長構成とは?
冗長構成とは、同じ役割の機器を複数用意して可用性を高める構成。常に両系で同じ処理を行い結果を照合するデュアルシステム、待機系を用意しておくデュプレックスシステム(待機の状態によりホット/ウォーム/コールドに分かれる)などがある。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2022年度)。
じょうちょうこうせい
冗長構成の意味
同じ役割の機器を複数用意して可用性を高める構成。常に両系で同じ処理を行い結果を照合するデュアルシステム、待機系を用意しておくデュプレックスシステム(待機の状態によりホット/ウォーム/コールドに分かれる)などがある。
冗長構成の具体例
ネットワークではVRRPによるゲートウェイ冗長化、リンクアグリゲーションによる回線冗長化、STPによる経路冗長化がこれに当たる。
冗長構成は試験でどう引っ掛けられる?
デュアルシステムとデュプレックスシステムを取り違えやすい。両系が同じ処理を行って結果を照合するのがデュアル、片方は待機していて障害時に切り替えるのがデュプレックス。待機系も電源が入りすぐ引き継げるのがホットスタンバイ、起動はしているが引継ぎに準備が要るのがウォーム、停止状態から立ち上げるのがコールドで、切替時間が段階的に長くなる。
冗長構成と関連する用語
冗長構成が出た過去問
ホットスタンバイ方式を採用したシステム構成の特徴はどれか。
正解:現用系が故障すると、動作状態にある待機系に自動で迅速に切り替える。故障が発生したことを利用者に感じさせないような切替えが実現できる。
要点:ホットスタンバイは待機系を常時動かし自動で即切替え
ホットスタンバイは、待機系を現用系と同じ状態で動作させ続けておき、現用系の故障時に自動で即座に切り替える構成である。切替えが速く利用者への影響が小さい半面、待機系を常時稼働させるためコストが高い。待機系を停止しておくコールドスタンバイや、待機系で別処理を行うウォームスタンバイとの違いを押さえたい。
出典:平成29年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問44(IPA)一方のコンピュータが正常に機能しているときには、他方のコンピュータが待機状態にあるシステムはどれか。
正解:デュプレックスシステム
要点:デュプレックスは現用系稼働中に他方が待機する構成
デュプレックスシステムは、現用系が正常に稼働している間、もう一方を待機させておき、障害時に待機系へ切り替えて処理を続ける構成である。待機系を止めておくコールドスタンバイと、別業務などを行わせておく形態がある。二重に同じ処理を行わせるデュアルシステムとは区別する。
出典:令和4年度 s 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問42(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。