構成管理とは?
構成管理とは、ハードウェア・ソフトウェア・設定情報など、システムを構成する要素の情報を正確に把握し、最新の状態で維持する管理活動。変更の影響範囲の判断や、脆弱性が公表されたときの対象特定の土台になる。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では59回出題されています(2016年度〜2026年度)。
こうせいかんり
構成管理の意味
ハードウェア・ソフトウェア・設定情報など、システムを構成する要素の情報を正確に把握し、最新の状態で維持する管理活動。変更の影響範囲の判断や、脆弱性が公表されたときの対象特定の土台になる。
構成管理の具体例
社内PC300台の機種・OS版数・導入ソフト・利用者を台帳で管理しておく。あるソフトに脆弱性が公表された際、その台帳から該当端末をすぐ絞り込み、優先的に更新をかけられる。
構成管理は試験でどう引っ掛けられる?
情報資産台帳と役割が近いが、構成管理は構成要素とその相互関係の維持が主眼で、変更管理と一体で運用される。台帳が古いままだと、変更管理も脆弱性対応も機能しなくなる。
構成管理と関連する用語
構成管理が出た過去問
あるデータセンタでは、受発注管理システムの運用サービスを提供している。次の“受発注管理システムの運用中の事象”において、インシデントに該当するものはどれか。 〔…
正解:プログラムの異常終了
要点:インシデントはサービスの計画外中断そのものを指す
ITサービスマネジメントでいうインシデントとは、サービスの計画外の中断、またはサービス品質の低下を引き起こす事象を指す。ここではプログラムが異常終了してサービスが止まった事象そのものがインシデントである。プログラムの誤りはその根本原因(問題)であり、検知や緊急出社はインシデントに対する対応活動にすぎない。
出典:平成28年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問42(IPA)SLAに記載する内容として,適切なものはどれか。
正解:サービス及びサービス目標を特定した,サービス提供者と顧客との間の合意事項
要点:SLAはサービス内容と目標を定めた提供者と顧客の合意文書
SLA(Service Level Agreement)は、提供するサービスの内容と、可用性や応答時間といったサービス目標を明示して、サービス提供者と顧客との間で取り交わす合意文書である。目標未達時の対応や測定方法まで含めて定めるのが一般的である。
出典:平成28年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問40(IPA)事業継続計画で用いられる用語であり,インシデントの発生後,次のいずれかの事項までに要する時間を表すものはどれか。 (1) 製品又はサービスが再開される。 (2)…
正解:RTO
要点:RTOは復旧までに許容される時間、RPOはどこまで遡るかの時点
RTO(Recovery Time Objective、目標復旧時間)は、インシデント発生からサービスや事業活動の再開、資源の復旧までに許容される時間を表す指標である。事業継続計画では、どこまでの停止に耐えられるかをRTOとして定め、復旧手順を設計する。
出典:平成28年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問41(IPA)サービスマネジメントシステムにPDCA方法論を適用するとき,Actに該当するものはどれか。
正解:サービスマネジメントシステム及びサービスのパフォーマンスを継続的に改善するための処置を実施する。
要点:Actは点検結果を受けて継続的改善の処置を実施する段階
PDCAサイクルのAct(処置・改善)は、Checkでの監視・測定・レビューの結果を踏まえ、仕組みやサービスを継続的に改善するための処置を実施する段階である。ここでの改善が次のPlanへつながっていく。
出典:平成29年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問41(IPA)サービス提供者と顧客との間で,新サービスの可用性に関するサービスレベルの目標を定めたい。次に示すサービスの条件で合意するとき,このサービスの稼働率の目標値はどれ…
正解:98.0%以上
要点:稼働率は提供時間から停止時間を引いて提供時間で割る
サービス提供時間は営業日5日×1日10時間で週50時間となる。許容される停止は合計1時間以内なので、稼働時間は49時間以上。稼働率は49÷50=0.98、すなわち98.0%以上が目標値となる。
出典:平成29年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問42(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。