アローダイアグラム(PERT図)とは?
アローダイアグラム(PERT図)とは、作業を矢線、作業の始点と終点を結合点で表し、作業の順序関係と所要日数を図示する日程計画手法。最早結合点時刻と最遅結合点時刻を求めることでクリティカルパスと各作業の余裕時間が計算できる。試験では所要日数や短縮効果を求める計算問題として頻出する。
ITサービスマネージャ試験の過去問では1回出題されています。
あろーだいあぐらむ(ぱーとず)
アローダイアグラム(PERT図)の意味
作業を矢線、作業の始点と終点を結合点で表し、作業の順序関係と所要日数を図示する日程計画手法。最早結合点時刻と最遅結合点時刻を求めることでクリティカルパスと各作業の余裕時間が計算できる。試験では所要日数や短縮効果を求める計算問題として頻出する。
アローダイアグラム(PERT図)の具体例
結合点1→2が5日、1→3が3日、2→4が4日、3→4が2日のとき、結合点4の最早時刻はmax(5+4, 3+2)で9日となる。経路1-2-4がクリティカルパスであり、経路1-3-4には4日の余裕があるため、そちらの要員を先に融通できると判断した。
アローダイアグラム(PERT図)は試験でどう引っ掛けられる?
順序関係を保つためだけに引く点線のダミー作業を、所要日数を持つ実作業と数えてしまう誤りが多い。ダミー作業の所要日数は0日で資源も消費しないが、経路計算には必ず含めるため、無視して省くと最早時刻を誤る。
アローダイアグラム(PERT図)と関連する用語
アローダイアグラム(PERT図)が出た過去問
アローダイアグラムで表される日程のプロジェクトにおいて、現在のクリティカルパスは作業A、D、I、Jである。作業Dを2日、作業Jを1日短縮するとき、作業Fの総余裕…
正解:1
要点:全経路共通の作業を縮めても余裕は変わらない。効くのは他経路の短縮分
作業Jは最終作業であり全ての経路に共通するので、1日短縮すると全体所要日数も作業Fを含む経路も同じだけ短くなり、Fの総余裕日数は変わらない。一方、作業DはFの経路上にないため、Dの短縮によって全体所要日数が縮んだ分だけFの総余裕日数が減る。Dを2日短縮しても途中で別の経路が最長になるため全体は1日しか縮まらず、Fの総余裕日数の減少は1日にとどまる。
出典:令和6年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。