ストレージ構成(DAS・NAS・SAN)とは?
ストレージ構成(DAS・NAS・SAN)とは、記憶装置の接続形態の分類。サーバに直結するDAS、ネットワーク経由でファイル単位に共有するNAS、専用網でブロック単位に接続するSANがある。共有範囲、性能、障害時の影響範囲、増設のしやすさが運用設計上の比較軸になる。
ITサービスマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2021年度)。
すとれーじこうせい
ストレージ構成(DAS・NAS・SAN)の意味
記憶装置の接続形態の分類。サーバに直結するDAS、ネットワーク経由でファイル単位に共有するNAS、専用網でブロック単位に接続するSANがある。共有範囲、性能、障害時の影響範囲、増設のしやすさが運用設計上の比較軸になる。
ストレージ構成(DAS・NAS・SAN)の具体例
複数サーバで同じ文書を共有するならNAS、DBの高い入出力性能とクラスタ構成での共有ディスクが要るならSANを選ぶ。SANに集約すると容量の融通は利くが、その装置と経路が単一障害点になるため、経路とコントローラの二重化が前提になる。
ストレージ構成(DAS・NAS・SAN)は試験でどう引っ掛けられる?
集約すれば必ず良いとは限らない点。SAN集約は運用効率と容量利用率を上げる一方、影響範囲を全システムへ広げる。またNASはファイル共有向きで、DBのような細かい入出力には適さないことが多い。
ストレージ構成(DAS・NAS・SAN)と関連する用語
ストレージ構成(DAS・NAS・SAN)が出た過去問
SAN(Storage Area Network)におけるサーバとストレージの接続形態の説明として、適切なものはどれか。
正解:ファイバチャネルなどによる専用ネットワークで接続する。
要点:SANは専用網でブロックアクセス、NASはLANでファイル共有
SANは、サーバとストレージをファイバチャネルなどの専用ネットワークで結び、ブロック単位のアクセスを高速に行う接続形態である。業務用LANとは別の経路を使うためトラフィックが干渉しにくい。ファイル共有プロトコルを使ってLAN経由でアクセスするのはNASであり、両者の違いが問われている。
出典:平成29年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問20(IPA)磁気ディスク装置や磁気テープ装置などの外部記憶装置とサーバを、通常のLANとは別の高速な専用ネットワークで接続してシステムを構成するものはどれか。
正解:SAN
要点:SANはLANと分離した専用ネットワークでストレージを接続する
SAN(Storage Area Network)は、サーバとストレージ装置を業務用LANとは分離した専用の高速ネットワークで接続する構成である。ファイバチャネルなどを用いてブロック単位でアクセスし、LANの帯域を消費せずに大量データを転送できる。NASはLAN上でファイル単位に共有する方式、DASはサーバに直接接続する方式で、いずれも専用ネットワークを構成するものではない。
出典:令和3年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問24(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。