傾向分析とは?
傾向分析とは、過去の実績データの時間的な推移から将来の値を予測する手法。回帰分析などを用い、資源使用量の伸びやインシデント件数の推移を予測する。
ITサービスマネージャ試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2023年度)。
けいこうぶんせき
傾向分析の意味
過去の実績データの時間的な推移から将来の値を予測する手法。回帰分析などを用い、資源使用量の伸びやインシデント件数の推移を予測する。
傾向分析の具体例
過去24か月のディスク使用量を回帰直線で外挿し、使用率が90%に達する時期を見積もる。
傾向分析は試験でどう引っ掛けられる?
傾向分析は過去データの延長で予測するため、構成変更や業務量の急変には対応できない。構成が変わる場合は分析的モデリングやシミュレーションを併用する。
傾向分析と関連する用語
傾向分析が出た過去問
ITサービスマネジメントにおける、インシデント及びサービス要求管理の主な活動はどれか。
正解:インシデントの解決とサービスの回復
要点:インシデント管理の目的は原因究明より早期のサービス回復
インシデント及びサービス要求管理の目的は、合意した時間内にサービスを通常の状態へ回復させ、事業への影響を最小にすることである。したがって主な活動はインシデントの解決とサービス回復になる。根本原因の究明、既知の誤りの記録、傾向分析と予防処置はいずれも問題管理の役割である。
出典:平成29年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問8(IPA)プロジェクト管理で使用する分析技法のうち、傾向分析の説明はどれか。
正解:時間の経過に伴うプロジェクトのパフォーマンスの変動を分析する。
要点:傾向分析は時系列でパフォーマンスの推移を読む技法
傾向分析は、実績データを時系列に並べてパフォーマンスの推移を調べ、今後の見通しを立てる技法である。EVMの指標を期間ごとに追って改善しているのか悪化しているのかを読み取るような使い方をする。図を用いた原因分析や、選択肢の期待値比較とは別の技法である。
出典:平成29年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問18(IPA)プロジェクトマネジメントで使用する分析技法のうち、感度分析の説明はどれか。
正解:顕在化したときにプロジェクトの目標に与える影響が大きいリスクはどれかを分析する。
要点:感度分析は「どのリスクが最も効くか」を比較する技法
感度分析は、複数の不確実要素のうちどれがプロジェクトの目標に最も大きな影響を与えるかを調べる定量的リスク分析の技法である。ある要素だけを変動させたときの結果への効き方を比べ、影響の大きい順に並べたトルネード図で表現することが多い。デシジョンツリー分析、傾向分析、特性要因図とは目的が異なる。
出典:令和5年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問20(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。