稼働品質率とは?
稼働品質率とは、システムの規模や運用費に対して障害の影響がどれだけ小さいかを示す複合的な指標。障害による損失や停止時間を資産規模・運用費で割る形で定義され、値が小さいほど信頼性が高いと評価する(定義式は組織により異なる)。
ITサービスマネージャ試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2023年度)。
かどうひんしつりつ
稼働品質率の意味
システムの規模や運用費に対して障害の影響がどれだけ小さいかを示す複合的な指標。障害による損失や停止時間を資産規模・運用費で割る形で定義され、値が小さいほど信頼性が高いと評価する(定義式は組織により異なる)。
稼働品質率の具体例
年間の停止起因損失額を総運用費で除し、複数システム間で信頼性を比較する。
稼働品質率は試験でどう引っ掛けられる?
定義式が問題文中に与えられる形式で出題される。式の大小関係と「信頼性が高い」の向きを取り違えないよう、与式に忠実に計算すること。
稼働品質率と関連する用語
稼働品質率が出た過去問
システムの信頼性を測る指標の一つに稼働品質率がある。年間の稼働品質率で評価される信頼性が最も高いシステムはどれか。ここで、稼働品質率は次の式で算出し、システムの…
正解:C
要点:稼働品質率は規模当たりの障害回数で、小さいほど良い
稼働品質率は迷惑を掛けた回数を資産規模(総運用費用)で割った値なので、値が小さいほど信頼性が高い。オンラインとバッチの合計回数で計算すると、Aは15÷120=0.125、Bは12÷100=0.12、Cは8÷80=0.10、Dは9÷60=0.15となり、Cが最小となる。回数の絶対値ではなく規模当たりで比べる点が要点である。
出典:平成29年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問9(IPA)システムの信頼性を測る指標の一つに稼働品質率がある。年間の稼働品質率で評価される信頼性が最も高いシステムはどれか。ここで、稼働品質率は次の式で算出し、システムの…
正解:C
要点:率が小さいほど良い指標。分母は総運用費用で統一して比較する
稼働品質率は迷惑回数÷資産規模なので、値が小さいほど信頼性が高い。オンラインとバッチの迷惑回数を合計し総運用費用で割ると、A=15/120=0.125、B=12/100=0.12、C=8/80=0.10、D=9/60=0.15となる。最小はCなので、信頼性が最も高いのはCである。オンライン稼働時間はこの式では使わないダミーの数値である。
出典:令和3年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問2(IPA)システムの信頼性を測る指標の一つに稼働品質率がある。年間の稼働品質率で評価される信頼性が最も高いシステムはどれか。ここで、稼働品質率は次の式で算出し、システムの…
正解:C
要点:分子は迷惑回数の合計、分母は総運用費用。小さいほど良い
稼働品質率は迷惑回数÷資産規模なので、値が小さいほど信頼性が高い。オンラインとバッチの回数を合計して総運用費用で割ると、A=15/120=0.125、B=12/100=0.12、C=8/80=0.10、D=9/60=0.15となり、最小はCである。オンライン稼働時間はこの式では使わない数値なので惑わされないこと。
出典:令和5年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問9(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。