EMV(期待金額価値)とは?
EMV(期待金額価値)とは、起こり得る結果それぞれについて「発生確率 × 発生時の金額」を求め、それらを合計した値。不確実性を金額として比較できるようにする定量分析の基本式。
ITサービスマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2017年度)。
いーえむぶい
EMV(期待金額価値)の意味
起こり得る結果それぞれについて「発生確率 × 発生時の金額」を求め、それらを合計した値。不確実性を金額として比較できるようにする定量分析の基本式。
EMV(期待金額価値)の具体例
60%の確率で+10億円、40%の確率で−5億円なら、EMV = 0.6×10 + 0.4×(−5) = 4億円。
EMV(期待金額価値)は試験でどう引っ掛けられる?
確率と金額の積の総和であって、単純な平均や最大値ではない。損失側は符号を負にして加算する。
EMV(期待金額価値)と関連する用語
EMV(期待金額価値)が出た過去問
リスクマネジメントに使用するEMV(期待金額価値)の算出式はどれか。
正解:リスク事象発生時の影響金額 × リスク事象の発生確率
要点:EMVは影響金額×発生確率で求める期待値
EMV(期待金額価値)は、リスクが顕在化したときの金銭的影響額に、その事象の発生確率を掛けて求める。確率で重み付けした金額なので、複数のリスクや選択肢を同じ尺度で比較でき、対応策に掛けてよいコストの目安にもなる。
出典:平成28年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問17(IPA)自動生産システムの増強に関する次のディシジョンツリーにおいて、新規にシステムを開発する場合の期待金額価値(EMV)は何億円か。
正解:14
要点:EMVは各枝の正味価値に確率を掛けて合計する
新規開発の枝は、需要が大きい場合の正味価値が収益80億円−投資50億円で30億円、需要が小さい場合が40億円−50億円で−10億円である。これに確率を掛けて足すと、30×0.6+(−10)×0.4=18−4=14億円となる。EMVは各結果の正味価値を確率で重み付けした合計として求める。
出典:平成29年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問17(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。